天の真名井・天忍石・亀石 | 金劔宮 - 神社ファン

有名度

小結

金劔宮

きんけんぐう

石川県白山市鶴来日詰町巳118-5

😞 🙁 😐 🙂 😄

天の真名井・天忍石・亀石

更新日:2026年8月30日

天の真名井

金劔宮の境内には、「天の真名井(あめのまない)」と呼ばれる古い池があります。「殿池」「戸の池」とも呼ばれ、古くから霊水として大切にされてきました。
天の真名井は天平年間(729~749年)から伝わるとされる池で、その歴史は1200年以上に及びます。江戸時代の正徳元年(1711)に刊行された地誌にもその名が記されており、金劔宮で長く信仰されてきた場所の一つです。
天の真名井
池の水は長雨が続いても、大干ばつになっても水位が変わらないと伝えられています。その不思議な水のあり方から、「明星水」「天忍石水」としても厚い信仰を集め、金劔宮の氏子や鶴来の人々によって守られてきました。
池のそばには「金劔宮天の真名井の池を覗くと神の恵みの雨と降る」と記された案内があります。水そのものが神聖視されてきただけでなく、雨や水の恵みとも結びついて信仰されてきたことがうかがえます。
金劔宮 天の真名井 案内版
また、鶴来に伝わる民謡「鶴来節」の歌詞にも天の真名井が登場します。金劔宮の境内にある一つの池というだけでなく、鶴来の人々に長く親しまれてきた場所でもあります。
スポンサーリンク

天忍石

境内には「天忍石(あまのしのぶいし)」と呼ばれる石があります。
天忍石は、神霊が降臨したと伝えられる「影向石(ようごうせき)」です。影向とは神仏が一時的に姿を現すことを意味し、その降臨の場となった岩や石は古くから神聖なものとして信仰されてきました。
金劔宮に残る説明には、「社頭に影向石あり、天忍石と呼ぶ。古、神霊此の石頭に降臨したまへしと言う」とあり、古くから神の依り代となる石として伝えられてきたことが分かります。
天忍石はその姿が小牛のようにも見えることから、「牛石」とも呼ばれています。
天の真名井が「天忍石水」とも呼ばれてきたように、天忍石と天の真名井には名称の上でもつながりが残されています。境内に伝わる神聖な水と石は、金劔宮で古くから受け継がれてきた自然信仰を感じられる見どころです。
天忍石

亀石

天忍石とは別に、境内には亀の姿によく似た「亀石」もあります。
平たい甲羅のような部分と頭のように見える部分があり、石全体を見ると亀が地面を進んでいるような姿をしています。
亀石については、天忍石のように神霊の降臨や信仰に関する詳しい由緒は確認できません。境内にある特徴的な自然石の一つとして、天忍石とあわせて見ておきたい場所です。
亀石

この記事を0人の方がいいねといっています



スポンサーリンク

金劔宮の人気記事