油田 | 彌彦神社 - 神社ファン

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彌彦神社

やひこじんじゃ

新潟県西蒲原郡弥彦村大字弥彦2887番地2

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油田

更新日:2026年7月27日

油田

手水舎の近くには、一見すると神社とは関係がないように見える赤茶色の大きなタンクが展示されています。これは「石油蒸留釜」と呼ばれる石油精製装置で、明治時代に石油会社で実際に使用されていたものです。
弥彦神社 石油蒸留釜
この石油蒸留釜は、明治17年頃に新潟県出身の吉田虎次郎が考案した、日本初の石油精製装置とされています。現在では全国にわずか2基しか現存しておらず、平成13(2001)年に日本石油加工株式会社柏崎工場から弥彦神社へ奉納されました。神社で見ることのできる産業遺産としては非常に珍しく、石油産業の歴史を伝える貴重な資料となっています。
新潟県は古くから国内有数の石油産地として知られ、昭和30年頃までは弥彦神社近くの海岸一帯でも油田開発が盛んに行われていました。石油会社や掘削関係者は、油田の発見や採掘の安全を願い、作業に入る前に弥彦神社へ参拝することが慣例となっていたと伝えられています。
弥彦神社 石油蒸留釜の説明書き
こうした歴史から、弥彦神社は石油産業とも深い縁を持つ神社として知られるようになりました。現在も境内には石油会社が奉納した御神燈が見られ、石油関係者から篤い崇敬を集めています。神社と石油産業との意外なつながりを伝える石油蒸留釜は、弥彦神社ならではの見どころの一つです。

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