有名度
関脇白山神社
はくさんじんじゃ
新潟県新潟市中央区一番堀通町1番地1
祈願の狛犬・感謝の狛犬
更新日:2026年11月2日
願いを託し、叶ったら感謝を伝える2体の狛犬
拝殿のそばには、絵馬掛けを挟むように1対の狛犬が安置されています。向かって右側が願いを託す「祈願の狛犬」、左側が願いが叶ったことへの感謝を伝える「感謝の狛犬」です。この2体は、加賀国一宮で全国の白山神社の総本宮である白山比咩神社との縁を持つ狛犬です。白山比咩神社の村山和臣宮司から「祈願」「感謝」の言葉をいただき、御魂を入れていただいた神聖な狛犬とされています。単に社殿を守護する狛犬として眺めるのではなく、実際に手で触れながら願いを託すことができるのが大きな特徴です。
「祈願の狛犬」には、心願成就、災難除け、合格祈願、安産祈願、病気平癒など、さまざまな願いを託すことができます。どうしても叶えたい夢や希望があるときは、「念じる心」「祈る心」を込め、狛犬の足をなでながらお願いするのが白山神社で伝えられている参拝方法です。

身代わりとなって災いや不幸を引き受ける「祈願の狛犬
祈願の狛犬には、願いを叶えるだけでなく、人が知らず知らずのうちに身に受けた病気や災難、罪、過ち、不幸などを代わりに引き受けてもらうという信仰があります。体に具合の悪いところがある場合には、自分の患部にあたる狛犬の部分を念入りになでながら、身代わりとなってもらえるよう祈ります。合格祈願にも信仰されており、秋から春の合格発表の時期にかけては、受験や資格試験、就職試験の合格、仕事の願いなどを託す人々が訪れます。白山神社では合格祈願の参拝方法として、祈願の狛犬の足や頭をなでて願掛けする方法も紹介しています。
また、安産祈願では無事な出産と生まれてくる子供の健やかな成長を願いながら、祈願の狛犬の足やお腹をなでます。白山神社の「安産祈願の参拝コース」にも組み込まれており、忠犬タマ公像、結びの銀杏、道祖神、本殿などとともに巡ることができます。

願いが叶ったら「感謝の狛犬」へ
祈願の狛犬と対になっているのが「感謝の狛犬」です。願い事をするときだけ神様を頼るのではなく、願いが叶ったときには再び参拝し、見守っていただいたことへの感謝を伝えます。願いが叶った際には、「ありがとう」の気持ちを込めて感謝の狛犬の足をさすり、手を合わせます。お願いするときは「祈願」、叶った後は「感謝」と、2体の狛犬それぞれに役割が与えられているのが特徴です。
白山神社では、合格祈願でも結果だけではなく、無事に受験を終えたことを神様へ報告し、感謝を伝えるお礼参りを大切にしています。祈願の狛犬と感謝の狛犬は、願いを託して終わりではなく、願掛けから成就、そしてお礼参りまでを一つの流れとして形にした存在ともいえます。
心願成就や合格、安産、病気平癒などを願うときには祈願の狛犬に触れ、願いが叶ったときには感謝の狛犬へ戻ってくる。「お願い」と「ありがとう」の2つの気持ちを1対の狛犬で表していることが、白山神社の祈願の狛犬・感謝の狛犬ならではの見どころです。

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