有名度
大関鶴岡八幡宮
つるがおかはちまんぐう
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
柳原神池
更新日:2026年8月22日
四季を感じる柳原神池
柳原神池は、若宮から白旗神社へ向かう参道沿いに広がる池です。鶴岡八幡宮の境内にある3つの池の一つで、朱塗りの橋と周囲の木々が美しい景観をつくっています。この一帯は、古くから柳の名所として知られていました。鎌倉幕府3代執権・北条泰時が、
「年経たる 鶴ヶ岡辺の柳原 青みにけりな 春のしるしに」
と詠んだ歌も伝わり、「柳原」の名はかつてこの地に柳が茂っていたことに由来するとされています。
現在は柳だけでなく、四季折々の自然を楽しめる場所となっています。特に秋は池を囲む木々が赤や黄色に色づき、水面や朱塗りの橋と重なる美しい紅葉を見ることができます。本宮や舞殿周辺と比べて落ち着いた雰囲気があり、白旗神社へ向かう途中に立ち寄りたい場所です。

蛍放生祭
柳原神池を代表する祭りが、毎年6月上旬に行われる「蛍放生祭」です。蛍の生育と放生を通して、豊かな四季と生命の尊さを感じ、自然の中で生きる人々を守る神々へ感謝を捧げる祭りです。
当日は夕刻から舞殿で神事が行われます。柳原神池で育った蛍が神前に供えられ、巫女による舞が奉仕された後、宮司以下の神職によって蛍が柳原神池へ放たれます。
暗闇に笙の音が響くなか、放たれた蛍が神池の周囲を飛び交う幻想的な神事です。
祭典そのものは一般には公開されませんが、その後は期間を設けて蛍を鑑賞できます。2026年(令和8年)は6月7日から14日まで柳原神池が一般開放され、日没から21時まで蛍を鑑賞できる「ほたるまつり」が行われました。
蛍が見られる時期や一般拝観の日程は年によって変わるため、訪れる場合は鶴岡八幡宮の最新案内を確認するのがおすすめです。

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鈴虫放生祭
秋の柳原神池では、9月16日に「鈴虫放生祭」が行われます。前日の例大祭では神前に鈴虫が供えられ、その鈴虫を翌日に神域の自然へ放します。生命の尊さや季節を感じる心を大切に伝えるため、2004年(平成16年)から始められた神事です。
祭典は舞殿で行われ、雅楽の演奏と巫女による神楽舞が奉仕されます。その後、鈴虫が柳原神池のほとりに放たれ、境内に秋らしい虫の音が響きます。

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