今戸焼発祥の地・文化財の狛犬 | 今戸神社 - 神社ファン

有名度

関脇

今戸神社

いまどじんじゃ

東京都台東区今戸1-5-22

今戸焼発祥の地・文化財の狛犬

更新日:2025年8月20日

今戸焼発祥の地

東京都台東区今戸は、江戸時代から受け継がれる伝統陶芸「今戸焼」の発祥地として知られています。白地に鮮やかな絵付けを施した陶器や土人形が特徴で、なかでも左右一対の夫婦招き猫は、縁結びや夫婦円満の象徴として広く愛されています。この招き猫文化と深く関わっているのが、同じ今戸の地に鎮座する今戸神社です。境内には、今もこんな言い伝えが残されています。
江戸時代末期、今戸に暮らす一人の貧しい老婆が、生活の糧を得るために粘土で猫の人形を作り、今戸神社の境内で売り始めました。その猫は右手を高く掲げ、人を招く姿をしており、「福を呼ぶ猫」としてたちまち評判に。やがて、この土人形が現在の招き猫の原型になったと伝えられています。
特に今戸焼の夫婦招き猫は、男女一対で寄り添う姿から、良縁や家庭円満を招く縁起物として江戸庶民に大人気となりました。夫婦神イザナギ・イザナミを祀る今戸神社との相性も抜群で、今戸焼の発展に貢献しました。
今戸焼発祥之地の碑

今戸焼職人が作成した狛犬

狛犬は御社殿前に1対、手水舎近くに1対鎮座しています。
手水舎近くに鎮座する狛犬は、1752(宝暦2)年に今戸焼の職人が寄進し、1822(文政5)年に再興されたものです。詳細はわかっていませんが、製作したのは浅草新堀の石工・小松屋竹右衛門(岡田竹右衛門)。台座には今戸焼の職人のほか、土器屋、火鉢屋、焙烙屋(ほうろくや)といった生活道具の職人や世話人、42名の名が記されています。
この阿吽の狛犬はどちらお片手を挙げており、「招き狛犬」とも呼ばれています。2003(平成15)年には、台東区の有形文化財に指定されました。

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