銭形平次の碑 | 神田明神 - 神社ファン

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銭形平次の碑

更新日:2026年7月21日

神田明神を見守る銭形平次の碑

獅子山の南、御神殿の東側に建つのが、時代劇でおなじみの「銭形平次」の碑(いしぶみ)です。石碑は小説『銭形平次捕物控』の主人公・銭形平次を顕彰するもので、神田明神と江戸の町を舞台にした物語の世界を今に伝えています。
銭形平次の碑
銭形平次は、作家・野村胡堂(1882~1963)が昭和6年(1931年)から27年にわたって執筆した時代小説の主人公です。岡っ引き(御用聞き)として数々の難事件を解決し、投げ銭で犯人を取り押さえる姿は、小説や映画、テレビドラマを通じて多くの人々に親しまれてきました。物語の舞台は江戸・神田明神界隈で、平次の住まいも「神田明神の下(明神下)」という設定になっています。
このゆかりから、1970年(昭和45年)、日本作家クラブの呼びかけによって記念碑が建立されました。石碑は、平次の代名詞でもある「寛永通宝」をかたどったユニークなデザインとなっており、ひと目で銭形平次を連想させます。また、その隣には名コンビとして活躍した子分・八五郎(ガラッ八)の小さな碑も寄り添うように建てられており、作品の世界観を感じられる見どころとなっています。
八五郎の碑
神田明神は、江戸の歴史や文化を色濃く受け継ぐ神社です。境内に建つ銭形平次の碑は、神社の歴史だけでなく、江戸を舞台にした名作文学とのつながりも伝えています。参拝の際は、石碑の形や八五郎の碑にも注目しながら、江戸の町で活躍した名岡っ引き・銭形平次に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

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