有名度
大関神田明神
かんだみょうじん
東京都千代田区外神田2-16-2
だいこく像とえびす像
更新日:2025年7月29日
石造りで日本一の大きさ
隋神門をくぐり左手へ。文化交流館の前、御百度石との間に、堂々とそびえるのが神田明神の「だいこく様」の御像です。このだいこく様は、神田明神の一之宮にお祀りされている大国主命のお姿であり、七福神の一柱としても知られています。縁結びや夫婦円満、五穀豊穣、そして国土経営のご神徳を授ける神様であり、特に商売繁盛を願う人々にとっては欠かせない存在です。参拝の際には、御神殿(本殿)、だいこく様、えびす様の三か所を巡るのが開運への王道コースとされています。

その御姿は、満面の笑みをたたえ、右手には繁栄を招く打ち出の小槌、左手には富を表す大きな布袋。そして足元には、豊穣の象徴・米俵がしっかりと据えられています。
見上げる者の心を和ませ、同時に力強く励ます、まさに“現代に甦る福の神”、それが神田明神のだいこく様です。
小さなえびす像
えびす像は、文化交流館の左手、境内の南西端にたたずんでいます。神田明神の二之宮である少彦名命(すくなひこなのみこと)はえびす様としても知られ、商売繁昌や開運招福の神であると同時に、医薬の祖神として病気平癒や健康長寿のご利益をもたらす存在です。また昔話の一寸法師は、少彦名命がモデルになっているとも言われています。このえびす像は2005年(平成17年)に建立されたもので、制作を手がけたのは、東京藝術大学の元学長であり金属工芸の第一人者でもある宮田亮平氏です。一般的なえびす像がふくよかな体つきで釣り竿と鯛を持つ姿で描かれるのに対し、神田明神のえびす様は、掌に収まるほどの愛らしい姿が印象的です。その独特の造形は、神話に登場する「木の実を舟にして海を渡ってきた小さな神様」というイメージをもとに、宮田氏が“誰も見たことのないえびす様”を生み出そうと構想したものです。その姿は大日本国開闢由来記で描かれる少彦名命と似ています。その可愛らしさと神聖さが融合した姿は、多くの参拝者の心をつかみ、特に仏像好きの女性、いわゆる“仏女”たちからも人気を集めています。

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