隨神門 | 神田明神 - 神社ファン

有名度

大関

神田明神

かんだみょうじん

東京都千代田区外神田2-16-2

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隨神門

更新日:2026年7月21日

再建された鮮やかな隨神門

表参道の正面に建つ鮮やかな朱塗りの門が、神田明神の隨神門です。現在の隨神門は、昭和50年(1975年)に昭和天皇御即位50年を記念して再建されたもので、平安時代の創建を起源とし、江戸時代初期に現在の様式へと改修された門の姿を受け継いでいます。神田明神を代表する建造物の一つであり、多くの参拝者を神域へ迎える玄関口となっています。
随身門
総檜造りの入母屋造で、屋根には銅板瓦葺を採用しています。鮮やかな朱色の柱や繊細な装飾が美しく調和し、江戸総鎮守としての格式と風格を感じさせる佇まいです。大鳥居をくぐった先に正面へ堂々と構える姿は、神田明神を象徴する景観の一つとなっています。
随身像
門の正面には、右に豊磐間戸神(とよいわまどのかみ)、左に櫛磐間戸神(くしいわまどのかみ)の随身像が安置されています。両神は、天照大神が天孫降臨の際に護衛として遣わした守護神とされ、神域を守る重要な存在です。この随身像は、熊本城内にあった樹齢約500年の楠から彫り出された一本造で、加藤清正公のお手植えと伝わる木が用いられています。制作は「長崎平和祈念像」や「板垣退助像」で知られる彫刻家・北村西望氏、奉納はパナソニック創業者・松下幸之助氏によるものです。
随身門の彫刻
また、随身像の上部には朱雀・白虎・青龍・玄武の四神が彫刻され、門の内側には「因幡の白兎」をはじめ、日本神話を題材とした色鮮やかな彫刻が施されています。これらの装飾は1998年(平成10年)の神田明神創建1300年記念事業で修復され、現在も美しい彩色を見ることができます。
隨神門は建築美だけでなく、彫刻や彩色にも見どころが数多く詰まっています。門をくぐる際は随身像だけでなく、四神や神話の彫刻にも目を向けると、細部まで受け継がれた職人の技と神田明神の歴史の深さをより身近に感じられるでしょう。

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