隨神門 | 神田明神 - 神社ファン

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大関

神田明神

かんだみょうじん

東京都千代田区外神田2-16-2

隨神門

更新日:2026年5月8日

再建された鮮やかな隨神門

表参道の正面に荘厳に構えるのが、神田明神の隋神門です。この門は、昭和50年(1975年)に昭和天皇御即位50年を記念して再建されたもので、元は平安時代に創建され、江戸時代初期に現在の様式へと改修されました。
朱塗りの鮮やかな色彩と華やかな彫刻が印象的で、総檜造りの入母屋造、屋根は銅板瓦葺という格式高い構造が、江戸の総鎮守としての風格を感じさせます。
随身門
門の正面には、随身像が左右に安置されています。右には豊磐間戸神(とよいわまどのかみ)、左には櫛磐間戸神(くしいわまどのかみ)がおり、どちらも天照大神が天孫降臨の際に護衛として遣わした守護神とされています。これらの像は、熊本城内にあった樹齢500年の楠から彫り出された一本造で、加藤清正公のお手植えと伝えられる由緒ある木が使われています。制作は、「長崎平和祈念像」や「板垣退助像」で知られる彫刻家・北村西望氏によるもので、奉納者はパナソニック創業者の松下幸之助氏です。このことからも、神田明神が財界からも厚く崇敬されていることがうかがえます。
随身像
また、随身像の上部には、朱雀・白虎・青龍・玄武といった四方を守護する霊獣「四神」の彫刻が施され、門の内側には「因幡の白兎」(※画像矢印)など、日本神話を題材とした色鮮やかな彫刻が見られます。これらの装飾は1998年(平成10年)、神田明神の創建1300年記念事業として修復され、現在も美しい姿を保っています。
格式、歴史、そして芸術性が見事に調和したこの隋神門は、まさに神田明神を象徴する建造物のひとつといえるでしょう。
随身門の彫刻

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