末社 山王稲荷神社 | 日枝神社 - 神社ファン

有名度

大関

日枝神社

ひえじんじゃ

東京都千代田区永田町2-10-5

😞 🙁 😐 🙂 😄

末社 山王稲荷神社

更新日:2026年6月29日

日枝神社の地主神を祀る歴史ある末社

日枝神社の社殿奥には、左に山王稲荷神社、右に猿田彦神社が並んで鎮座しています。その中でも山王稲荷神社は、日枝神社が現在の地へ遷座する以前からこの地に祀られていた地主神であり、境内の中でも特に古い歴史を持つ末社です。
山王稲荷神社と猿田彦神社
山王稲荷神社へ向かう参道には、奉納された赤い「山王稲荷のぼり」が数多く並び、朱色の鳥居とともに稲荷神社ならではの美しい景観をつくり出しています。日枝神社を訪れた際には、本殿とあわせてぜひ参拝したい見どころの一つです。
奉納された赤旗

空襲を免れた貴重な江戸時代の社殿

山王稲荷神社の本殿は、昭和20年(1945)の東京大空襲で日枝神社の社殿が焼失した際、境内で唯一戦火を免れた建物です。
山王稲荷神社社殿
江戸時代初期に建てられた春日造・縋破風(すがるはふ)の社殿で、千代田区内に現存する数少ない江戸時代初期の木造建築として高い歴史的価値を持ちます。その貴重さから千代田区指定有形文化財にも指定されています。
山王稲荷神社社殿
戦火を乗り越えて現代まで受け継がれたことから、防火・防災守護の神としても篤く信仰されています。
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狐の張子人形の奉納

境内では「御眷属奉納(ごけんぞくほうのう)」として、神様のお使いである狐をかたどった張子人形を奉納することができます。願いを込めて狐を奉納する珍しい信仰で、多くの参拝者が願掛けに訪れます。
狐の張子人形
また、西側の参道に続く千本鳥居は、願いが通るようにとの思いを込めて奉納された「祈願鳥居」です。その鳥居をモチーフにした絵馬も用意されており、願いを書いて奉納することができます。
狐の張子人形アップ
例祭は毎年4月最初の午の日に斎行され、「山王稲荷のぼり」が奉納されます。また、山王稲荷神社の御朱印は、お正月三が日と例祭日にのみ授与される特別な御朱印となっています。
祈願鳥居

千代田区指定文化財の狛犬

山王稲荷神社の前に建つ一対の狛犬も、千代田区指定有形文化財に指定されています。
この狛犬は、もともと神田神社境内に鎮座していた南伝馬町天王社へ奉納されたものです。その後、天王社の社殿が焼失したことから、日枝神社境内に祇園社が造営される際に移され、現在まで大切に受け継がれてきました。
江戸時代から伝わる歴史を物語る貴重な文化財であり、本殿とあわせて山王稲荷神社を代表する見どころとなっています。
文化財の狛犬

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