神門 | 日枝神社 - 神社ファン

有名度

大関

日枝神社

ひえじんじゃ

東京都千代田区永田町2-10-5

神門

更新日:2026年6月29日

社殿へと続く神聖な境界

日枝神社の神門は、拝殿の正面に建つ楼門で、境内と神域を分ける象徴的な存在です。参道を進んだ先に現れる重厚な神門は、ここから先がより神聖な空間であることを参拝者に伝えています。
神門
現在の神門は戦災で焼失した旧社殿の再建事業の一環として建立されたもので、木造ならではの重厚感と繊細な装飾が調和した美しい建築です。屋根の反りや力強い柱組など、日本の伝統建築の魅力を間近で見ることができます。
神門MaedaAkihiko(wikipedia CC 表示-継承 4.0)

随身像と神猿が社殿を守る

神門の表側には左右一対の随身像が安置され、神域を守護しています。随身は邪悪なものの侵入を防ぐ役割を持つ神像で、多くの神社の楼門でも見られる存在です。
随身像
さらに門をくぐった内側には、日枝神社ならではの神猿(まさる)が左右に鎮座しています。御祭神・大山咋神の神使である神猿は、「勝る」「魔が去る」に通じる縁起の良い存在として信仰されており、神門でも参拝者を見守っています。
随身像の猿
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皇城之鎮

神門をくぐった後、振り返ると裏側の扁額には「皇城之鎮(こうじょうのしずめ)」の文字を見ることができます。
日枝神社は太田道灌が江戸城内に勧請したことに始まり、徳川家康によって江戸城の鎮守となりました。その後、徳川家綱の時代に現在地へ遷座し、江戸城の裏鬼門を守る神社として篤く崇敬されます
表側の扁額↓
扁額
明治時代に江戸城が皇居となってからも、皇居を守護する神社として信仰は受け継がれ、「皇城の鎮」の名でも広く知られるようになりました。この歴史を象徴するのが、神門裏側に掲げられた「皇城之鎮」の扁額です。
裏側の扁額↓
皇城之鎮の扁額

神門に隠されたハートマーク

神門の金具や装飾には、ハート形にも見える「猪の目(いのめ)」文様が数多く施されています。
猪の目は古くから魔除けや火除けの意味を持つ日本の伝統文様で、神社や寺院、城郭建築などにも広く用いられてきました。日枝神社では神猿とともに災厄から神域を守る意味が込められているとされ、写真映えする隠れた見どころとしても人気があります。
境内では神門以外にも賽銭箱などの金具に猪の目文様を見ることができるため、参拝の際にはぜひ探してみてください。
神門のハートマーク

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