有名度
関脇秩父神社
ちちぶじんじゃ
埼玉県秩父市番場町1-3
神門・柞の禊川
更新日:2026年6月18日
神門
秩父神社の神門(御神門)は、境内の正面入口を形づくる重要な建造物です。棟札(むなふだ)によれば、大正10年(1921年)に起工し、大正14年(1925年)7月に竣功したと伝えられています。棟札は長さ8尺5寸、幅9寸5分、厚さ1寸で、上部に厚さ約1分の銅板を張ったもので、当時の工事関係者や建立の経緯を今に伝える貴重な資料とされています。
朱塗りの神門は鳥居と御社殿の間に立ち、石段を数段上がった先に位置します。門をくぐると御社殿を守るように廻塀がめぐらされ、神域の中心部へと導かれます。現在の鮮やかな朱色は、2002年(平成14年)に塗り替えられたものです。

柞の禊川
神門をくぐってすぐ右手にある柞の禊川(ならのみそぎがわ)には、武甲山の伏流水が流れています。境内の清らかな水辺として親しまれ、鯉が泳ぐ姿も見ることができます。
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この名称は、鎌倉時代初期の歌人・藤原家隆の和歌「風そよぐ 楢の小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける」にちなむものです。この歌は『小倉百人一首』にも収められ、京都・下鴨神社の「楢の小川」の夏の禊の情景を詠んだ名歌として知られています。秩父神社では古くから境内の鎮守の森を「柞の杜(ははそのもり)」と称してきたことにちなみ、境内を流れる御手洗川を「ならのみそぎがわ」と名づけました。古歌の趣を今に伝える名称です。

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