かつて神楽が奉納された神楽殿 | 三峯神社 - 神社ファン

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大関

三峯神社

みつみねじんじゃ

埼玉県秩父市三峰298-1

かつて神楽が奉納された神楽殿

更新日:2025年7月3日

神楽殿

拝殿に向かって参道を進んだ先、青銅鳥居をくぐって右手側には、神楽殿が建っています。神さまの御心を慰めるために、舞や音楽、武芸を奉納する場所です。1908年(明治41年)5月に、一の島居および保存金一千円と共に東京竪川講社から奉納されました。
神楽殿 正面
三峯神社で行われる神楽は「太々神楽」または「里神楽」と呼ばれるものです。
1889年(明治22年)の春より、氏子の滝の沢神楽連によって毎年4月8日と5月8日に奉納されてきました。一曲一座形式の神楽で、基本の座の12曲をはじめ、余興神楽など約20座の演目があったと伝わります。
神楽殿 斜め
神楽では、神楽衣装を身につけ、般若や天狗、ひょっとこなどの面をかぶり、日本の神話をもとにした舞劇を笛太鼓に合わせて踊りました。霧に包まれた境内で奉納される神楽は、とても幻想的な光景だったことでしょう。
また小説家である吉川英治の作品「宮本武蔵」では、神楽の太鼓の演奏を見て、武蔵が二刀流を編みだしたという話も描かれています。
滝の沢神楽終演之碑
代々受け継がれてきた神楽ですが、残念ながら舞手の高齢化や担い手不足が原因で、2015年4月を最後に終止符が打たれました。
現在、神楽殿の脇には、その最後の奉納を記念した「滝の沢神楽終演之碑」が建立されています。

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