極彩色の彫刻が美しい手水舎 | 三峯神社 - 神社ファン

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大関

三峯神社

みつみねじんじゃ

埼玉県秩父市三峰298-1

極彩色の彫刻が美しい手水舎

更新日:2025年7月3日

手水舎

拝殿前、青銅鳥居横に建つのは手水舎です。間口3メートル、奥行2.6メートル、屋根は切妻造で前後に軒があり、唐破風が設けられています。
手水舎 正面
1853年に建立された歴史ある建築物で、明治時代の廃仏毀釈や神仏分離の際に破壊されることもなく、現在までその姿を維持していることから、県の指定有形文化財に指定されました。必ずこちらの手水舎で手と口を清めてから、拝殿へとご参拝ください。
手水舎 後
この手水舎の一番の見どころは、四面にあしらわれた精巧な彫刻でしょう。極彩色豊かな彫刻で、白を基調とした手水舎と美しく調和しています。
彩色は変化している可能性がありますが、彫刻は建てられた当時そのままの姿が残されています。また倒木によって損壊した過去があり、その修理の際に屋根の形状が変更されました。
手水舎 彫刻
龍や唐獅子、鶴、亀、鳳凰、孔雀などの生き生きとした彫刻が施されています。特に注目すべきは、木鼻部分に配された龍の彫刻です。柱に巻き付くよう彫られており、躍動感あふれる姿を見せてくれます。
手水舎 天井の龍の彫刻
手水舎の天井に施された龍の彫刻も必見です。また彫刻の近くには「彫工 堀飯田岩次郎義棟」と朱書されているのも確認できます。飯田岩次郎は熊谷市出身の名工で、埼玉県の東松山市に鎮座する箭弓神社の本殿と拝殿の彫刻をはじめ、秩父市中町の屋台欄間彫刻、秩父市本町の屋台鬼板懸魚などを手がけています。
彫刻に見とれてしまいますが、手水舎は身と心を清める場所です。「祓へ給ひ 清め給へ」と3回唱え、心中祈念を込めて清めてください。

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