三ツ鳥居 | 三峯神社 - 神社ファン

有名度

大関

三峯神社

みつみねじんじゃ

埼玉県秩父市三峰298-1

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三ツ鳥居

更新日:2026年10月19日

白と金が映える珍しい「三ツ鳥居」

参拝者用の市営駐車場からゆるやかな坂道を上った先、三峯神社の境内入り口に建つのが「三ツ鳥居」です。中央の大きな明神鳥居の左右に小さな2つの鳥居を組み合わせた特徴的な姿をしており、国内でも珍しい形式の鳥居として知られています。
三ツ鳥居
白を基調とした鳥居には、島木(しまぎ)や貫、扁額などに金色の装飾が施されています。深い山々に囲まれた三峯神社らしく、周囲の緑と白い鳥居のコントラストも印象的です。2023年には修繕工事が行われ、同年10月に工事が終了しました。三峯神社を訪れた際に最初に目にする象徴的な建造物のひとつで、その美しい姿を写真に収めようと、多くの参拝者が足を止め、携帯電話やカメラを手に撮影していました。
鳥居の前では、その両脇を守る像にも注目してみてください。一般的な神社で見られる狛犬ではなく、三峯神社ではオオカミの像が参拝者を迎えています。
眷属のオオカミの狛犬
三峯神社では、オオカミを神様の使いである御眷属として信仰しています。社伝では、日本武尊が東国平定の途中で三峯山へ登った際、道に迷った日本武尊を一匹の白いオオカミが導いたとされています。日本武尊はオオカミの忠実さと勇猛さを称え、三峯山の守護神としたと伝えられています。
その後、オオカミは「お犬様」とも呼ばれて信仰を集めるようになりました。かつてニホンオオカミは田畑を荒らすイノシシやシカなどを退ける存在でもあったことから、三峯神社の御眷属信仰は火難・盗難除けなどとともに関東各地へ広まっていきました。三ツ鳥居の前に立つオオカミは、こうした三峯神社独特の信仰を境内に入る前から感じさせてくれます。
三ツ鳥居 扁額
三ツ鳥居をくぐる際には、ぜひ頭上の扁額にも注目してみてください。「三峯神社」と記された文字をよく見ると、「神」の文字には、まるでオオカミの尻尾を思わせるような点を確認することができます。気付かずに通り過ぎてしまいそうな場所ですが、オオカミを御眷属とする三峯神社らしさを感じられる意匠です。

三ツ鳥居のくぐり方について

三峯神社の三ツ鳥居については、「8の字を描くようにくぐる」とする参拝方法がインターネットなどで紹介されることがあります。一方、三峯神社公式では、三ツ鳥居について特別なくぐり方は案内されていません。
鳥居は神域への入り口であり、人の暮らす場所から神様の鎮まる場所へと入る境界でもあります。特別なくぐり方にこだわるよりも、これから神域へ入ることを意識し、鳥居の前で一礼して敬意をもって進むことが大切です。
特徴的な三ツ鳥居、参拝者を迎えるオオカミ、そして頭上に掲げられた扁額まで、三峯神社ならではの信仰と意匠が凝縮された場所です。鳥居をくぐるだけで通り過ぎず、ぜひ細部までじっくりとご覧ください。
三ツ鳥居 裏側

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