奥宮 | 日光東照宮 - 神社ファン

有名度

関脇

日光東照宮

にっこうとうしょうぐう

栃木県日光市山内2301

奥宮

更新日:2025年9月4日

家康公がお祀りされている奥宮

奥宮にはご祭神である家康公がお祀りされています。奥宮へ向かうには、まず坂下門をくぐる必要があります。この門は「開かずの門」とも呼ばれており、将軍が参拝する時にのみ開かれていました。
坂下門
坂下門をくぐると、奥宮への参道の石段が続きます。この石段は207段あり、東照宮建築の見どころのひとつとなっています。
奥宮への参道
階段は一段ごとに一枚石が用いられ、傾斜部分の石柵は笠も柱も土台も一枚の石をくり抜いて作られました。そのため、柱や手すり土台には、つなぎ目がありません。寒さの厳しい日光の冬の凍上防止も考慮した設計と考えられています。
奥宮への石段
石段を登り切った先には鳥居が建っています。1683年(天和3年)に造られた銅製の明神鳥居です。1944年(昭和19年)には国の重要文化財に指定されました。この鳥居の先には、銅神庫や拝殿、鋳抜門、宝塔などが配置されています。
銅製の明神鳥居
拝殿は、御宝塔に参拝するための社殿です。かつては将軍のみが昇殿参拝を許されていました。1636年(寛永13年)に造られた、桁行五間、梁間三間、入母屋造の建物です。
奥宮の拝殿 正面
屋根は銅瓦葺で、前後には軒唐破風が設けられています。建物全体は黒漆塗りの銅や真鍮で包まれ、毛彫が施されています。1908年(明治41年)には国の重要文化財に指定された貴重な建物です。
奥宮の拝殿全体
拝殿の後方には唐門が建ちます。1650年(慶安3年)に造られた銅製の一間一戸平唐門です。左右には狛犬が置かれています。こちらも1908年(明治41年)に国の重要文化財に指定されました。
奥宮の唐門
唐門の奥にある御宝塔は徳川家康公の墓所です。拝殿と鋳抜門とともに墓所を構成しており、1908年(明治41年)には国の重要文化財に指定された貴重な建造物です。 1965年(昭和40年)の東照宮350年祭を機に特別公開されました。日光東照宮のパワースポットのひとつとされ、現在も多くの参拝者が訪れます。
宝塔
宝塔は8角5段の石の基盤の上に更に3段を青銅で鋳造し、その上に高さ5メートルの宝塔を載せた構造となっています。当時は木造でしたが、その後石造に改められたと言われています。しかし1683年(天和3年)の地震で破損したため、鋳工椎名伊豫によって現在の唐銅製(金・銀・銅の合金)に造り替えられました。内部には家康公の分骨された遺骨が納められていると伝わります。
宝塔の前には鶴の燭台、唐獅子の香炉、花瓶からなる三具足が据えられています。この三具足は仏教で用いられるものと同じものです。燭台は長寿を表す鶴と亀の意匠が施されています。
宝塔前の鶴の燭台、唐獅子の香炉、花瓶

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