例祭・提灯まち・神幸祭・行宮祭・還幸祭 | 鹿島神宮 - 神社ファン

有名度

大関

鹿島神宮

かしまじんぐう

茨城県鹿嶋市宮中2306番地1

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例祭・提灯まち・神幸祭・行宮祭・還幸祭

更新日:2026年8月16日

9月1日・2日に行われる鹿島神宮の秋の大祭

鹿島神宮では例年9月1日に、神宮で最も重要な祭典とされる「例祭」をはじめ、「提灯まち」「神幸祭(じんこうさい)」が行われます。翌9月2日には「行宮祭(あんぐうさい)」と「還幸祭(かんこうさい)」が斎行され、2日間にわたって鹿島の町が祭一色に包まれます。
例祭が子年・午年にあたる年には宮内庁から勅使が参向し、天皇陛下からの大幣帛が奉られます。
祭りにあわせ、鹿島神宮のお膝元である宮中地区では山車も登場します。大きな山車人形を載せた山車が町中を進み、迫力ある「乱曳き」が繰り広げられます。18時頃からは総踊りや「のの字廻し」も始まり、神事だけでなく鹿島の町全体で楽しめる祭となります。
神幸祭り

大提灯が参道を進む「提灯まち」

9月1日の夕方に行われるのが「提灯まち」です。このあと斎行される神幸祭で、武甕槌大神が神輿に遷り行宮へ向かう際、その出御を照らす灯りとなる行事です。
18時になると、小提灯のほか、長い青竹に数多くの提灯を取り付けた大提灯が参道を進み、鹿島神宮の楼門へ向かいます。
大提灯は楼門へ到着すると、銚場で麦わらの火にくべられます。たくさんの提灯を付けた青竹が炎に包まれる光景は、夜の神幸祭を前に行われる提灯まちの大きな見どころです。

御祭神が行宮へ向かう「神幸祭」

20時から始まるのが「神幸祭」です。祝詞が奏上されたあと境内の照明が消され、鹿島神宮の御祭神・武甕槌大神が神輿へ渡御します。
神輿は神職や氏子による行列とともに鹿島の町を練り歩き、行宮へ向かいます。普段、御祭神は本殿の奥深くにお祀りされていますが、神幸祭では神輿に遷られた御祭神が町へ出御します。そのため行宮までの道中は、参拝者が御祭神を最も身近に感じながら参拝できる貴重な機会です。

9月2日の行宮祭と山車の役曳き

翌9月2日の祭りは、午前4時の「朝曳き」から始まります。
10時になると、前夜に御祭神をお迎えした行宮で「行宮祭」が斎行されます。祝詞奏上に続いて神楽舞やかしま踊り、鹿島神伝直心影流の奉納演武などが行われ、御祭神にさまざまな芸能や武芸が奉納されます。
午後になると、町中に並んだ山車が一斉に動き出す「役曳き」が行われます。山車人形を載せた大きな山車が鹿島の町を曳き回され、前日の乱曳きとともに祭りを華やかに彩ります。

御祭神が鹿島神宮へ戻る「還幸祭」

15時から行われるのが「還幸祭」です。行宮で一夜を過ごした武甕槌大神が、再び神輿に遷って鹿島神宮へ戻られます。
神輿は巡行行列とともに町中を進み、本宮へと還御します。9月1日の神幸祭で御祭神を行宮へお送りし、翌日の行宮祭を経て、還幸祭で再び鹿島神宮へお迎えするまでが一連の祭礼です。
なお、午年の9月1日には12年に一度の大祭「御船祭」が斎行されます。御船祭が行われる年は通常とは日程が変わり、行宮祭は9月3日に斎行されます。

昼間の例祭から夕方の提灯まち、夜の神幸祭、翌日の行宮祭と還幸祭まで、時間とともに祭りの姿が次々と変化するのが鹿島神宮の秋の大祭の魅力です。特に夜の提灯まちと神幸祭は、昼間の鹿島神宮とはまったく異なる光景を見ることができます。

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