御手洗池 | 鹿島神宮 - 神社ファン

有名度

大関

鹿島神宮

かしまじんぐう

茨城県鹿嶋市宮中2306番地1

😞 🙁 😐 🙂 😄

御手洗池

更新日:2026年8月16日

鹿島七不思議にも数えられる霊泉 御手洗池

鹿島神宮の境内奥深くにある御手洗池(みたらしいけ)は、古くから禊の場として大切にされてきた霊泉です。現在は二の鳥居から楼門、本宮へと進む参拝者が多いですが、かつて鹿島神宮への参拝は御手洗池口から始まっていました。参拝者はまず御手洗池で禊を行い、心身を清めてから神前へ向かったと伝えられています。
御手洗池
御手洗池の水は地下から湧き出す湧水で、旱魃のときにも枯れたことがないと伝えられています。この不思議な霊泉は「鹿島七不思議」のひとつにも数えられています。
池の深さは大人の胸ほどありますが、水は底まで見通せるほど透明度が高く、澄み切った水の中を鯉が悠々と泳いでいます。水中に立つ鳥居が静かな水面に映り込む景観も美しく、鹿島神宮を代表する写真スポットのひとつです。
鹿島神宮 御手洗池 横
さらに池の横では、大木が鳥居を支えにするように伸びています。澄んだ水、鳥居、巨木が一体となった景観はとても神秘的で、深い森の中にある御手洗池ならではの雰囲気をつくり出しています。
鹿島神宮 御手洗池 斜め
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持ち帰ることができる御手洗池の御神水

御手洗池を満たす湧水は「御神水」として持ち帰ることもできます。池の背後には水を汲むための専用の場所が設けられており、水汲み用の桶も用意されています。
御神水を持ち帰りたい場合は、あらかじめマイボトルや容器を持参すると便利です。
御手洗池の御神水
鹿島神宮の公式ホームページでも案内されているように、御神水は山から湧き出す自然の水です。そのまま飲むのではなく、飲用する場合は必ず煮沸してからいただきましょう。
御手洗池 湧き水用のペットボトル
容器を忘れてしまっても、御手洗池の近くにある湧水茶屋 一休で水取り専用のペットボトルが販売されています。

真冬の霊泉に入る「大寒みそぎ」

御手洗池では毎年1月、「大寒みそぎ」が行われています。かつて参拝者がこの池で禊をしてから鹿島神宮へ参拝した歴史を、現在にも伝える行事です。
男性はふんどし姿、女性は鉢巻きに白衣という装束で参加します。いきなり真冬の池へ入るのではなく、まず「鳥船(とりぶね)」と呼ばれる舟を漕ぐような動作を繰り返して身体を動かします。
身体を温めたところで「エイッ」と力強く気合を入れ、御手洗池の中へ入ります。参加者は冷たい水に肩までつかり、約10分にわたって大祓詞(おおはらえのことば)を唱えながら、無病息災を願います。
御手洗池 鯉
普段は鯉が泳ぎ、静かな水面に鳥居や木々を映す御手洗池ですが、大寒みそぎの日には厳しい寒さのなかで禊に臨む人々の掛け声が響きます。かつて参拝者がここで身を清めてから神前へ向かったという、御手洗池本来の役割を現在に伝える鹿島神宮ならではの行事です。

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