末社 御厨社・祖霊社 | 鹿島神宮 - 神社ファン

有名度

大関

鹿島神宮

かしまじんぐう

茨城県鹿嶋市宮中2306番地1

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末社 御厨社・祖霊社

更新日:2026年8月16日

鹿島神宮の境内には、本宮や奥宮とは異なる役割を担う末社が数多く鎮座しています。本殿正面からまっすぐ延びる参道の先にある御厨社と、その横から続く道の奥に鎮座する祖霊社もそのひとつです。

神饌を供える御厨社

御厨社(みくりやしゃ)は、本殿正面からまっすぐ延びる参道の突き当たりに鎮座しています。近くには御朱印をいただける参集殿があるため、御朱印を受ける際にもあわせて参拝しやすい末社です。
御祭神は御饌津神(みけつかみ)。食物を司る神で、「御饌」とは神前に供える食事を意味します。その御祭神にふさわしく、御厨社は鹿島神宮で行われる祭典とも深い関係を持っています。
御厨社 鳥居と社殿
鹿島神宮では、中祭や大祭にあたる私祭が斎行される際、その開始前に御厨社へ神饌を供える習わしがあります。白馬祭・祭頭祭・御田植祭など、鹿島神宮を代表する祭典でも行われています。
境内にある小さな末社ですが、祭典に先立って神饌を供える場所であることを知ると、鹿島神宮の祭祀のなかで現在も大切な役割を担っていることが分かります。
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静かな境内に鎮座する祖霊社

御厨社の横には、祖霊社へと続く道があります。少し奥へ進むと鳥居や手水舎を備えた独立した境内が現れ、本宮周辺とは雰囲気が大きく変わります。参拝者も比較的少なく、木々に囲まれた静かな場所で、落ち着いてお参りできるのも祖霊社の特徴です。
祖霊社は、鹿島神宮の氏子の戦没者や祖霊をお祀りする社です。もとは成蹊学園内に鎮座していましたが、1947年(昭和22年)に現在地へ移築されました。
祖霊社 拝殿
祖霊社には本殿だけでなく「権殿(ごんでん)」があり、2つの社殿が建っています。この2社殿は、毎年9月に行われる「祖霊社合祀祭」と「祖霊社大祭」において重要な役割を担います。
御神霊は祖霊社大祭まで権殿でお祀りされ、祖霊社合祀祭では、権殿に祀られていた御神霊を本殿へお遷しする祭典が行われます。同時に、その年に初めて合祀される御霊を新たに権殿へお遷しします。こうして新たな御霊を迎えながら、氏子の祖霊を代々祀り続けています。
祖霊社 本殿
多くの参拝者が行き交う本殿や楼門周辺とは対照的に、祖霊社周辺は静けさを感じられる場所です。御厨社を参拝した際にはそのまま戻らず、横から延びる道を進み、鹿島神宮の氏子の祖霊を祀るこの一画にも足を運んでみてください。

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