楼門 | 笠間稲荷神社 - 神社ファン

有名度

関脇

笠間稲荷神社

かさまいなりじんじゃ

茨城県笠間市笠間1番地

楼門

更新日:2026年1月12日

萬世泰平門

笠間稲荷神社の楼門は、「萬世泰平門(ばんせいたいへいもん)」と呼ばれる重層入母屋造の楼門です。朱塗りの楼門は1961年(昭和36年)に竣工したもので、境内へ入るための主要な門として建立されました。
外観は上下二層に見える構成となっており、重層入母屋造ならではの重厚な姿が特徴です。楼門をくぐると、拝殿・本殿へと続く参拝動線につながり、参拝者はそのまま境内の中心部へ進む構成となっています。
楼門
公式の境内案内では、この楼門は昭和36年に竣工した建物と説明されており、楼門の奥に控える本殿は国の重要文化財に指定されています。萬世泰平門は、その歴史ある社殿へと至る導入部として、境内全体の格を視覚的に示す役割も果たしています。門を通過する瞬間に、日常の空間から神域へと気持ちが切り替わる感覚を得やすいのは、この建築が境界を明確に示しているためです。
楼門からみえる拝殿
楼門に掲げられている扁額は、竣工時に神宮祭主を務めていた北白川房子氏によるものとされています。門の正面に掲げられた扁額は、樓門の名称である「萬世泰平門」を示し、社頭における格式と祈りの意味を象徴する存在となっています。
楼門の扁額
楼門には守護神として、右大臣に豊磐間戸神(とよいわまどのかみ)、左大臣に奇磐間戸神(くしいわまどのかみ)の随身像が安置されています。いずれも神域を守護する神として位置づけられ、楼門の内外を見守る存在です。
楼門の随身像
また、楼門をくぐって裏側を振り返ると、左右に向かい合うかたちで白馬と黒馬の二体の神馬(しんめ)像が鎮座しています。古来、白馬は晴天を願う際に奉納され、黒馬は雨乞いなどの祈願に用いられてきました。随身像による守護と、神馬による祈願の象徴が一体となることで、樓門は神域の入口として重層的な意味を持つ構成となっています。
楼門裏の神馬像

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