薩都神社中宮 | 御岩神社 - 神社ファン

有名度

前頭上位

御岩神社

おいわじんじゃ

茨城県日立市入四間町1215番地1

薩都神社中宮

更新日:2026年2月3日

薩都神社中宮

御岩神社の境内社の一つに、薩都神社中宮(さとじんじゃ ちゅうぐう)が鎮座しています。薩都神社中宮は、御岩神社の拝殿近くから裏参道を進んだ先に鎮座しており、御岩山信仰において重要な神格を祀るお社として知られています。登拝の途中に位置するため、かびれ神宮と比べると所要時間が短く、比較的参拝しやすいのも特徴です。
薩都神社中宮 鳥居
薩都神社中宮の御祭神は立速日男命(たちはやひをのみこと)です。立速日男命は雷神の性質をもつ神として古くから信仰されてきた存在で、その名は『常陸國風土記』にも記されています。常陸国の神話や地域信仰に深く関わる神であり、御岩山を霊山とする信仰体系の中でも重要な位置を占めています。
立速日男命を祀る本社は、茨城県常陸太田市に鎮座する薩都神社とされています。『常陸國風土記』には、かつて立速日男命が村人に災いをもたらしていたため、天皇の命を受けて派遣された片岡の大連がこの神を敬い祭り、「どうかここを避け、高い山の清浄な場所に鎮まってください」と祈願したところ、立速日男命はその願いを受け入れ、賀毘礼(かびれ)の峰へ登ったという伝承が記されています。この伝えは、立速日男命と御岩山との強い結びつきを示すものです。このような伝承を背景に、御岩神社の境内に薩都神社中宮が祀られました。
薩都神社中宮 社殿
現在も、毎年5月上旬には裏参道奥宮例祭が斎行され、薩都神社中宮を中心に祭事が行われています。御岩山の自然に囲まれたこの場所は、古代から続く神話と信仰を感じながら参拝できる、御岩神社境内でも印象深い一社となっています。

この記事を0人の方がいいねといっています



スポンサーリンク

御岩神社の人気記事