五本杉 | 岩木山神社 - 神社ファン

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岩木山神社

いわきやまじんじゃ

青森県弘前市百沢寺沢27

五本杉

更新日:2025年11月25日

五本杉

岩木山神社の参道を歩き、二の鳥居をくぐった直後の右手に姿を現す「五本杉」。はじめて見る人は必ず足を止めるほど存在感のある御神木で、弘前市指定天然記念物にも登録されています。最大の特徴は、一本の根元から五本の幹がまっすぐ天へ伸びていること。まるで大地から湧き上がる力をそのまま形にしたような独特の樹形で、津軽地方でも類例がほとんどないと言われています。
五本杉 全体
その姿からは想像しづらいほど古く、樹齢は約500年。樹高は約24メートル、幹周りは約7.85メートルに達し、岩木山神社の参道を何世代にもわたり見守ってきた歴史を感じさせます。参道の土塁が築かれた時期に植えられたと考えられており、神社の風景とともに時間を刻んできた一本です。
五本の幹へ分かれる姿はとても印象的で、「岩木山神社に祀られる五柱の神々を思わせる」と語られることもあります。文化財資料に記載された正式な由来ではありませんが、参道の空気感と相まって、そのように見えてしまうほど神秘的な雰囲気を漂わせています。
枝分かれしている五本杉
二の鳥居をくぐって視界が開けた瞬間、右手に大きく枝を広げて立つ五本杉は、まるで参拝者を迎える門のよう。近づいて根元を見上げると、一本だった幹が力強く五つに分かれる様子がよくわかり、自然の造形とは思えない迫力があります。四季によって姿を変えるのも魅力で、新緑に包まれる春、濃い緑と影が際立つ夏、紅葉の参道と調和する秋、雪をまとって静かに立つ冬と、どの季節も絵になります。
1998(平成10)年に弘前市の天然記念物に指定されたこの五本杉は、岩木山神社の参道を象徴する一本です。鳥居と杉木立、そして背後の岩木山と共に形づくる風景は、訪れた人の心に強い印象を残します。
五本杉 上部

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