拝殿・本殿・御祭神・ご利益 | 善知鳥神社 - 神社ファン

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善知鳥神社

うとうじんじゃ

青森県青森市安方二丁目7-18

拝殿・本殿・御祭神・ご利益

更新日:2025年12月16日

拝殿・本殿

善知鳥神社の拝殿と本殿は、第十九代・允恭天皇(いんぎょうてんのう)の時代、善知鳥安方(うとうやすかた)によって創建された御社殿を起源とし、807年(大同2年)に坂上田村麻呂によって再建されました。近代に入ると1910年(明治43年)、強風を原因とする火災で御社殿は焼失しましたが、同年中に造営が行われ、現在の御社殿は1955年(昭和30年)に再建されたものです。現在の拝殿は鉄筋コンクリート造を基調とした堅牢な構造で、積雪や強風に備えた耐久性の高い造りとなっており、外観は伝統的な神社建築の意匠を踏襲した重厚な姿を見せています。
拝殿
善知鳥神社の境内では、拝殿に掲げられた神社幕に、善知鳥神社固有の社紋である善知鳥紋(うとうもん)を見ることができます。善知鳥紋は、社名の由来にもなっている海鳥「善知鳥(ウトウ)」を図案化した意匠で、拝殿正面の神社幕に掲げられることで、社名と象徴が視覚的に強く印象づけられています。
拝殿の扁額と神社幕
一方、拝殿前に設けられた賽銭箱の正面には、津軽地方の社寺で広く用いられている津軽牡丹紋が大きくあしらわれています。参拝の際には、拝殿では善知鳥紋、賽銭箱では津軽牡丹紋という、それぞれ異なる紋章を確認することができます。
賽銭箱
本殿は神明造(しんめいづくり)様式によって造営され、直線的で簡素な、日本最古級の神社建築様式の特徴を今に伝えています。拝殿と本殿は幣殿を介して一直線に連なり、一の鳥居・二の鳥居・参道とも完全に連動する直列配置によって、参拝者の視線と動線が自然に拝殿から本殿へと導かれる構成となっており、旧県社にふさわしい格式と完成度の高い境内構成を形成しています。
本殿

御祭神・ご利益

御祭神は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の御子の三女神、宗像三女神として知られる、多紀理毘売命(たぎりびめのみこと)・市寸島比売命(いつきしまひめのみこと)・多岐都比売命(たぎつひめのみこと)の三柱です。
また境内には宮比命(みやびのみこと)、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)、猿田彦命(さるたひこのみこと)、海津見大神(おおわたつみのおおかみ)が合祀されています。
ご利益は、家内安全・交通安全・漁業守護・商売繁盛・国家鎮護・方位除けなど多岐にわたります。青森では海に携わる仕事に就く人が多いことから、漁業関係者や海運業者からの厚い信仰を受けており、航海安全・大漁祈願を願う人が多く見られます。
また、厄祓い・除災招福・八方除・心願成就祈願・合格祈願・病気平癒・健康祈願・家内安全・安産・交通安全などのご祈祷が可能です。
拝殿の扁額と絵馬

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