出石系
いずし
- 神社(分霊)
神社系統ランキング231位(2社)
系統説明
兵庫県豊岡市の出石神社を総本宮とする神社の系統。
古事記や日本書紀などに記される、新羅国王子の天日槍にまつわる伝説の中心となる神社で、地元では「一宮さん」の通称で親しまれている。
祭神
祭神は伊豆志八前大神もしくは天日槍命。
文献によって多少の差異はみられるが、天日槍命は朝鮮半島からの渡来人であり最終的に但馬に居住したとされる。
伊豆志八前大神の「伊豆志」は現在の地名「出石」の旧表記で、天日槍命が来朝の際に奉持した八種の神宝の神格化と考えられている。
系統分布
出石系は数は少なく、兵庫県でみられる系統。主な同系統の神社名は「出石」などがある。
天日槍伝説
出石系の祭神である天日槍命は、古事記、日本書紀、播磨国風土記など多くの文献に登場しているが、総本宮のある但馬国(兵庫県)出石地域には開拓神としての「天日槍伝説」が残されている。
伝説では古代朝鮮の王国・新羅国の王子であった天日槍命は、但馬に定住したが、当時の但馬は出石まで続く細長い湾に積もった土砂によって一帯は泥の海となり、毎年のように起きる洪水に人々は苦しめられていた。天日槍命が岩山を切り開き、泥水を日本海に流す大規模な土木工事を行ったことで、現在の肥沃な但馬平野が姿を現し農業の行える土地となった。天日槍命は「但馬開発の祖神」とされ、その功績が称えられ出石神社で祭神としてまつられるようになった。
総本宮の出石神社で行われる祭事「幟まわし」は、大規模な土木工事に成功し、幟を立てて凱旋した故事に基づくともいわれている。また神社境内の北東の隅には立ち入りの禁じられた禁足地があり、天日槍命の墓所もしくは祭祀の場であったとされる。霊験あらたかな聖域であり、現在も草木の刈り取りも許されず、禁を犯せば必ず祟りがあるといわれている。
主なご利益
- 土木業守護
- 子宝
出石系の祭神である天日槍命は、但馬の地を開き肥沃な土地にした開拓の神であり、土木業守護のご利益がある。
また子宝などのご利益もある。
総本社
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兵庫県豊岡市出石町宮内99
主な祭神出石八前大神 天日槍命
主な神社系統出石系
- 仕事
- 子供
同系統の主な神社
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兵庫県洲本市由良町由良2856番の1
主な祭神天日槍命
主な神社系統出石系
- 仕事
- 子供
