アメノヒボコ
あめのひぼこ
- 神話・伝説
- 男神・男性

萩野由之(少年日本歴史読本)
祭神ランキング457位
アメノヒボコとは?
アメノヒボコは、記紀などに登場する渡来人または渡来神で、男神である。日本書紀においては天日槍と記し、新羅国の王子とされている。アメノヒコボは天皇がいる日本への帰属を願って来日したとされ、複数の神宝を献上した。天皇の許しを得て諸国を遍歴すると、但馬国(兵庫県)にて居を構えたとされている。また、古事記においては天之日矛と記し、仲違いしてしまった妻の阿加流比売神を追って日本に渡ったが、妻のところに辿り着くことなく但馬国にて別の女と懇意になり子を授かったとされている。この血統は後に天皇家に繋がることになる。播磨国風土記ではアメノヒコボは渡来神とされ、複数の地名起源説が残されている他、葦原志許乎命や伊和大神との間で播磨国の国占めを競ったと記されている。また、但馬国の開拓神としての一面もあり、泥の海であった但馬国の大地を切り開いて水を抜き、現在の肥沃な土地にしたという伝説も残されている。これらの伝承から、アメノヒボコのご利益は国土開発、農業守護、安産祈願、子授けなどとされている。 アメノヒボコに関わる神社は数多くあるが、なかでも有名なのは出石神社(兵庫県豊岡市)である。祭神はアメノヒボコの他、彼が献上したとされる8種類の神宝の神霊を伊豆志八前大神と称し、合祀している。
出典文献
古事記
日本書紀
古語拾遺
新撰姓氏録
播磨国風土記
神格
ご神徳
別称・異称
天之日矛あめのひぼこ
古事記
天日槍あめのひほこ
日本書紀
海桧槍あまのひぼこ
古語拾遺
天日槍命あめのひほこのみこと
新撰姓氏録/播磨国風土記
天日桙命あめのひほこのみこと
新撰姓氏録/播磨国風土記
天日矛神あめのひぼこのかみ
その他
祀られている主な神社
出石神社
(兵庫県豊岡市出石町宮内99)
御出石神社
(兵庫県豊岡市出石町桐野986番)
鏡神社
(滋賀県竜王町鏡1289)
出石神社
(兵庫県洲本市由良町由良2856番の1)
熊野三柱神社
(奈良県広陵町南郷1007)
