八咫烏
やたがらす
- 神話・伝説
- 精霊

月岡芳年

楊洲周延
祭神ランキング582位
八咫烏とは?
八咫烏は記紀神話などに登場する精霊。八咫烏大神、頭八咫烏とも表記される。八咫は、たくさんという意味の八と、古代の長さの単位である咫《あた》とで「大きい」、つまりは大烏を表している。神武東征の際、険しい山中で道を失った一行を、天照大神の使いとして導いた。その後も磯城彦との戦いに先立って、兄磯城、弟磯城の兄弟へ勧告する役目を務めている。「新撰姓氏録」では、賀茂県主の祖・賀茂建角身命が化身した姿であるとしている。また日本書紀には、子孫を葛野主殿縣主部とする記述が見られる。3本の足をもつ太陽の化身とされ、熊野三山の神使としても知られる。記紀には八咫烏の姿についての記述はないが、熊野本宮大社によれば、3本の足は天・地・人を表すといわれ、キトラ塚古墳の壁画などにも3本足のカラスを見ることができる。ご利益には、勝利に貢献する必勝祈願がある。 八咫烏は八咫烏神社(奈良県宇陀市)で主祭神・八咫烏大神としてまつられている。鎮座地の宇陀は神武天皇が導かれた地とされる。
出典文献
古事記
日本書紀
ご神徳
必勝祈願
