地蔵菩薩
じぞうぼさつ
- 神話・伝説
- 不明

奈良帝室博物館所蔵(パブリック・ドメイン)
祭神ランキング1527位
地蔵菩薩とは?
地蔵菩薩は仏教における菩薩の一尊。釈迦の入滅後、はるか未来に弥勒仏が出現するまでの期間、六道で苦しむ衆生の苦しみを救済する存在とされている。地蔵の地の文字は大地を意味し、古代インドでは農耕の女神として存在していた。中国に伝わると土地の地と地獄の地が同文字として交わり、さらに道教の十王思想と結びつけられ次第に地獄から衆生を救済する菩薩として崇められるようになった。地獄の入り口である賽の河原で獄卒に攻め立てられている子供を地蔵菩薩が守護するという伝承も存在している。また、日本では仏教における菩薩としての位置付けよりも中世以降に各地の道端に立てられた道祖神と同一視された「お地蔵さん」として親しまれている。道祖神とは厄災の侵入防止などを祈願して村の入り口などの辻に立てられた民間信仰の石仏であるが、古代中国で祀られていた道の神である道祖と日本古来のみちの神が融合したものと考えられる。この道祖神に神仏混合の考え方から地蔵尊が融合され日本全国に伝播したと考えられている。また、岐の神として猿田彦神と同一視される考え方も存在している。 地蔵菩薩は全国の多くの寺院で仏として崇められている。京都府京都市東山区清水にある地主神社では水かけ地蔵として境内に安置され、地蔵菩薩に水を掛けることで穢れが洗い流されるとされている。この考え方は神道の禊に通じている。地蔵菩薩には地獄からの救済と共に、無病息災、安産祈願、良縁祈願、五穀豊穣などの様々な人々の暮らしを守るご利益があるとされている。
出典文献
民間信仰
ご神徳
無病息災 交通安全 子供守護 子育て 安産守護 五穀豊穣
別称・異称
お地蔵さんおじぞうさん
その他
お地蔵様おじぞうさま
その他
