常陸坊海尊 神社の神様 - 神社ファン

常陸坊海尊

ひたちぼうかいそん

  • 歴史的人物
  • 男神・男性
常陸坊海尊

表記なし(源義経公東下り絵巻 パブリック・ドメイン)

祭神ランキング1003位

  • 僧侶

平安

常陸坊海尊とは?

常陸坊海尊(?-?)は鎌倉時代の人物。源義経の家来として義経記、源平盛衰記などの著作に登場するが、鎌倉時代の正史である吾妻鑑にも、義経伝説の発端である平家物語にもその名は登場しないため、実在したかは不明である。園城寺(滋賀県大津市)もしくは比叡山(滋賀県大津市)の僧であったとされ、義経の家来となった後は武蔵坊弁慶らと共に都落ちに同行した。しかし、義経の最期の地である奥州平泉の藤原泰衡の軍勢と戦った衣川の戦いでは、他の家来11人と共に朝から山寺に参拝に向かったきり帰らず、敵前逃亡をした裏切り者とされている。一方で、遍照寺(栃木県真岡市)に伝わる古寺誌によると、海尊は裏切ったわけではなく藤原秀衡の命を受け、源義経の子を伊達朝宗に託すために密かに逃げ延びたとされている。同じ伝承は圓明寺(青森県弘前市)にも存在し、義経伝説の一つとして語り継がれている。また、海尊自身も伝承的人物と位置づけられ、江戸時代の頃には義経の伝説をまるで見てきたことのように語る不老不死の人物として海尊の姿を描く逸話が複数存在する。また、茨城県稲敷市の大杉神社には、海尊が祭神である大杉大明神の御神徳を得て様々な奇跡を起こし、その眷属として仕えるようになったとの伝説が残されている。 海尊は歯朶之尾神社(香川県東かがわ市)に祀られている。

ご神徳

中風病退除

祀られている主な神社

青麻神社
(宮城県宮城野区岩切字青麻沢32 )
大杉神社
(千葉県横芝光町尾垂イ2708番地)