山王権現
さんのうごんげん
- 神話・伝説
- 不明

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祭神ランキング270位
有名別称
山王権現とは?
山王権現は日本における神仏習合の神である。比叡山の山岳信仰、神道、天台宗が融合して成立したもので、延暦寺(滋賀県大津市)の鎮守神であると共に日吉大社(滋賀県大津市)の祭神を指すこともある。そのことから、日吉権現、日吉山王権現の異名も持つ。山王権現の始まりは、日本天台宗の開祖最澄が比叡山の守護神として山王祠を建立したことにある。古事記には比叡山に座す神は大山咋神であると記され、その別名は山王であるという。山王神道においては、山王神は釈迦の垂迹であるとされ、直線を組み合わせて作るその名を天台宗の思想である三諦即一思想と結びつけて説いた。江戸時代には太田道灌によって川越日枝神社(埼玉県川越市)が勧請され、江戸城内の鎮守であり徳川家の産土神とされた。6月15日に行われる例祭は山王祭と呼ばれ、江戸三大祭の一つにあげられる。しかし、明治維新の神仏分離・廃仏毀釈によって山王権現は廃され、残る山王社の多くは、大山咋神を祭神とする神道の日枝神社や日吉神社へと姿を変えた。このできごとは全国に先駆けた廃仏毀釈の前例となり、以降廃仏毀釈が広まるきっかけとなったという。これらのことから、山王権現のご利益は国家鎮護、延命長寿、無病息災などとされている。 山王権現は前述した日吉大社を総本山とした、全国の日吉神社などで祀られている。
出典文献
神仏習合の神
ご神徳
国家鎮護 延命長寿 無病息災
別称・異称
山王大神さんのうのおおかみ
その他
山王神さんのうのかみ
その他
