佐伯宿称
- 歴史的人物
- 男神・男性

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佐伯宿称とは?
佐伯宿禰有若公(?-?)は飛鳥時代の人物。佐伯有頼の親。江戸時代の百科事典「和漢三才図会」によると、夢の中で阿弥陀如来からお告げを受けた第42代文武天皇の命により越中国(富山県)国司に任じられ、嫡男の有頼を伴い越中国に赴任したとされる。立山開山縁起にみえる富山県の立山を開山した僧の慈興は、出家した嫡男の有頼と伝えられるが、平安時代の国語辞書「伊呂波字類抄」では、僧の慈興とは有若自身のことであるとしている。長らく伝説上の人物とされてきたが、昭和の初めに郷土史家の木倉豊信が、平安時代の古文書「随心院文書」の中に「越中守従五位下佐伯宿禰有若」の署名を発見し、実在の人物であることが認められた。 有若は雄山神社(富山県中新川郡)で祭神としてまつられている。山岳信仰に始まる霊山立山の雄山山頂の峰本社、山麓の中宮祈願殿、さらに下った前立社壇の3社からなり、有若がまつられている中宮祈願殿は、神仏習合時代には芦峅寺、中宮寺と呼ばれていた。芦峅寺には修験道の行者による集落が生まれ、宿坊が立ち並び立山信仰の拠点として栄えたが、明治の神仏分離により芦峅寺は廃され雄山神社中宮祈願殿として残された。
ご神徳
ご神徳は不明です。
祀られている主な神社
雄山神社 中宮祈願殿
(富山県立山町芦峅寺2番地)
