弓月君
ゆづきのきみ
- 神話・伝説
- 男神・男性

祭神ランキング1003位
弓月君とは?
弓月君は日本書紀などに登場する男神。融通王とも表記される。平安時代編纂の古代氏族の系譜書「新撰姓氏録」には、秦の始皇帝3世孫・孝武王の後裔と記される。日本の豪族・秦氏の祖となった渡来人とされるが、伝説的な人物であり実在しない可能性もあるといわれる。日本書紀、応神天皇14年には、百済王が裁縫の技術者・縫衣工女を献上した同じ年に百済からやってきたとある。120県・数万人ともいわれる自国の民を率いての渡来で、日本に帰化した人びとは、養蚕・織絹、酒造、土木の優れた技術を持ち、その高い技術で伴造に遇され大和朝廷に貢献した。この渡来人たちが後に秦氏を名乗ったと考えられ、その中心的な存在が弓月君だとされる。 弓月君は大酒神社(京都市右京区)などで祭神としてまつられている。大酒神社は秦氏が拠点とした太秦にあり、もとは帰化した弓月の民が自分たちの神をまつったことに始まったとされ、現在は秦氏の遠祖とされる秦の始皇帝、秦氏の伝説的人物・秦酒公の三柱が祭神となっている。
出典文献
日本書紀
新撰姓氏録
ご神徳
ご神徳は不明です。
別称・異称
融通王ゆうずうおう
その他
祀られている主な神社
大酒神社
(京都府右京区太秦蜂岡町30)
