宮簀媛
みやずひめ
- 神話・伝説
- 女神・女性

小田切春江(パブリック・ドメイン)
祭神ランキング189位
宮簀媛とは?
宮簀媛は記紀などに登場する女神。美夜受比売と古事記には表記され、日本書紀においては宮簀媛と記されている。父親は天火明命の子孫にあたる尾張国造11代乎止与命、母親は真敷刀俾、兄の建稲種命は日本武尊の東征に副将軍として従軍し命を落としたと言われている。日本武尊が東征に赴く際に、兄である建稲種命の故郷の館に立ち寄り、その際に宮簀媛と出会う。その後、日本武尊東征の帰途再び立ち寄り婚姻した。尾張で宮簀媛と過ごしていた日本武尊は荒ぶる神を鎮めるために伊吹山に赴くが、その際には伊勢の斎宮より拝領した草薙剣を宮簀媛に託して旅立った。草薙剣を帯びずに向かった日本武尊は荒ぶる神の霊気にたたり病となり、伊勢に向かう途中で絶命したとされている。草薙剣は日本武尊が武器として帯びていた素環頭太刀や刀子とは違い、天照大神の御魂が宿る霊剣であり、尾張国風土記には宮簀媛を娶る際に神々しく輝いたために帯刀せず宮簀媛にこの地にて奉斎することを命じたと記述されている。 宮簀媛は愛知県名古屋市熱田区にある熱田神宮に祭神として祀られている。熱田神宮のご祭神である熱田大神とは天照大神の御霊代を現し、ご神体である草薙剣に縁の深い宮簀媛を始めとする五柱の相殿神は「五神さま」とよばれ崇められている。
出典文献
古事記
日本書紀
ご神徳
ご神徳は不明です。
別称・異称
美夜受比売みやずひめ
古事記
