乙姫
おとひめ
- 神話・伝説
- 女神・女性

表記なし

月岡芳年
祭神ランキング655位
乙姫とは?
乙姫は記紀神話などに登場する女神。弟姫とも表記する。本来は人物(女性)を指す言葉として使われ、姉妹のうち姉姫を「兄姫《えひめ》」と呼ぶのに対し、妹姫を「弟姫」と呼んだ。若く美しい女性の意味でもあり、日本書紀の允恭天皇7年の条では、その美しさで衣通郎姫とも称される皇后・忍坂大中姫の妹姫が弟姫と記されている。名前としては、昔話の竜宮城の美しい姫が広く知られ、「浦島太郎」や「くらげ骨なし」にも乙姫が登場する。また江戸時代に流行した説経浄瑠璃の「信徳丸」では、病に侵された主人公を献身的に支える長者の娘・乙姫が描かれている。ご利益は美容祈願がある。 乙姫は豊玉姫としてまつられていることが多い。豊玉姫は海神・少童命の娘で竜宮に住むとされ、記紀では彦火火出見尊が無くした兄の釣針を探して竜宮を訪れる。この説話は浦島太郎のモデルの一つとされ、豊玉姫は乙姫だと考えられている。豊玉姫を祭神とする龍宮神社(鹿児島県指宿市)は、浦島太郎伝説発祥の地のひとつに数えられている。
出典文献
古事記
日本書紀
丹後国風土記
ご神徳
美容祈願
