ハニヤスヒコ
はにやすひこ
- 神話・伝説
- 男神・男性

祭神ランキング213位
ハニヤスヒコとは?
ハニヤスヒコは記紀神話などに登場する男神である。古事記では波邇夜須毘古神と記し、日本書紀では埴安神と記す。イザナミが火の神カグツチを産み落とし、その苦しみの中から生まれた神の1柱であり、対となる神としてハニヤスビメがいる。この2柱を総称して「埴安神」と呼ぶ。古事記ではこの2柱はイザナミが苦しみのあまり脱糞した糞から生まれたとされ、日本書紀では埴安神1柱のみが焼け死んだイザナミから生まれたとされる。この時、同時に水の神であるミヅハノメも生まれている。神名の埴は土を意味し、陶器の神としての神格を持つ。また、糞から生まれた逸話から肥料や土壌の繋がりから農業を司る神としても信仰され、九州ではハニヤスヒコを田畑の畦や堤に祀っているという。これらのことから、ハニヤスヒコのご利益は陶器業守護、開墾守護、土木業守護、五穀豊穣、子授け、安産守護などとされている。 ハニヤスヒコを単体で祀る神社は珍しく、畝尾坐健土安神社(奈良県橿原市)がその一つとして挙げられる。ハニヤスヒコとハニヤスビメを合祀する神社としては、愛宕神社(京都府京都市)などが挙げられる。
出典文献
古事記
日本書紀
先代旧事本紀
神格
ご神徳
別称・異称
波邇夜須毘古神はにやすびこのかみ
古事記
埴安神はにやすのかみ
日本書紀
埴安彦はにやすひこ
先代旧事本紀
神様グループ
祀られている主な神社
后土神社
(静岡県中央区将監町4-2)
地神社
(千葉県長南町豊原1739番地)
波古神社
(福井県若狭町堤18森脇16)
近戸神社
(山梨県甲府市高町一二七四)
萬古神社
(三重県四日市市陶栄町3-21)
