テナヅチ
てなづち
- 神話・伝説
- 女神・女性
祭神ランキング160位
テナヅチとは?
テナヅチは記紀神話などに登場するアシナヅチと一対の夫婦神となる女神。共に大山津見神の子に当たる。出雲国(島根県)肥の川上流に居を構え、アシナヅチとの間に8女の子を設けるがそのうち7人の娘は八頭の大蛇ヤマタノオロチの生贄となってしまう。8番目の娘櫛名田比売もまた餌食となるところであったが、高天原から降臨したスサノオがオロチを退治したことにより難を逃れ、櫛名田比売はスサノオの妃となる。その後、スサノオは須賀の地に宮殿を建立し、アシナヅチ、テナヅチおよびスサノオ、櫛名田比売の二対の夫婦神が共に暮らすことになる。 アシナヅチ・テナヅチの夫婦神を祀る神社は全国に数多く存在するが、島根県出雲市の須佐神社が中でも有名である。二対の夫婦神が祭神として祀られ、夫婦・家庭円満、子孫繁栄のご利益により奉られている。須佐神社はスサノオの宮殿があったとされる場所に建立されており、アシナヅチ・テナヅチの子孫が代々宮司を務めている。また、スサノオの子孫タケミナカタを追い諏訪に向かったという伝承もあり、諏訪大社上社の境外末社である手長神社に祀られ、夫アシナヅチが祀られる足長神社と共に諏訪藩の守護神社として信仰を集めた。手足の健康にご利益があるとされている。
出典文献
古事記
日本書紀
ご神徳
子育て(夫婦そろって) 家庭円満(夫婦そろって) 手足の健康
別称・異称
手名椎てなずち
古事記
手摩乳てなずち
日本書紀
稲田宮主簀狭之八箇耳いなだのみやぬしすさのやつみみ
日本書紀
手名槌命てなずちのみこと
その他
臂摩乳命てなずちのみこと
その他



