木俣神 神社の神様 - 神社ファン

木俣神

きのまたのかみ

  • 神話・伝説
  • 男神・男性らしい
木俣神

玉蘭斎貞秀(神佛図會)

祭神ランキング189位

木俣神とは?

木俣神は古事記に登場する男神。因幡の八上比売が大穴牟遅神との間に産んだ神である。御井神とも呼ばれる。古事記では性別が明記されていないが、祭神として祀っている各神社では大穴牟遅神の長男と伝えられているものが多い。大穴牟遅神の最初の妻は八上比売だったが、後から正妻として迎えられた須勢理毘売は非常に嫉妬深いことで知られており、八上比売は須勢理毘売の嫉妬が恐ろしくなって、産んだばかりの木俣神を木の股に挟んで置いて、因幡へと逃げ帰ってしまった。この子供を木の股に挟むという行為はいわゆる七五三のような、子供の健康を願う儀式である。また、別名の御井神も、赤子が最初に浸かる産湯の神として知られている。これは出雲の簸川郡で産気づき出産した八上比売が、その時の産湯に生井(安産の水神)・福井(産児幸福の水神)・綱長井(産児寿命の水神)の3つの井戸を使ったとされているからである。その為、木俣神自身も一般的に木の神、水神、安産の神として崇敬され、安産守護・子育て・山林業守護などのご利益があると言われている。 島根県出雲市にある御井神社を筆頭に、兵庫県・奈良県・岐阜県など主に西日本にある御井神社の多くが木俣神を御祭神として祀っている。

出典文献

古事記

先代旧事本紀

延喜式

神格

木の神 水の神 安産の神 井の神

ご神徳

安産守護 子育て 山林業守護 材木業守護

別称・異称

木俣神

きのまたのかみ

古事記

御井神

みいのかみ

古事記/先代旧事本紀/延喜式

木股神

きのまたのかみ

先代旧事本紀

祀られている主な神社

御井神社
(岐阜県各務原市三井町5丁目8番地)
御井神社
(岐阜県養老町金屋237番地)
大井神社
(京都府亀岡市大井町並河1-3-25)
福栄神社
(鳥取県日南町神福1247番)
御井神社
(島根県出雲市斐川町直江2518番地)