ウマシアシカビヒコヂ
うましあしかびひこぢ
- 神話・伝説
- 独神

祭神ランキング280位
ウマシアシカビヒコヂとは?
ウマシアシカビヒコヂは記紀神話などに登場する独神。古事記は宇摩志阿斯訶備比古遅神、日本書紀では可美葦牙彦舅尊と記される。天地創造の原初に現れた「造化三神」に続く「別天津神《ことあまつかみ》」五柱の一柱。他の別天津神と同様に性別や配偶神はなく、すぐに身を隠し、以降は日本神話でその名を目にすることはない。ウマシアシカビヒコヂは、葦の芽のように伸びる物によって成った神とあり、ウマシは良いものをほめる呼び名、アシカビは葦の芽を表す。神名は古来より日本神話と深いつながりを持つ葦の神格化との説や、葦の芽の生育する様が人類の出現を表しているなど諸説ある。ヒコヂは本来、男性に用いる尊称で、ウマシアシカビヒコヂは性別を持たない神だが、万物の活力を象徴する生命力の神であり、男性的な役割を担うことからと考えられている。また、ヒコヂについては泥を表すコヒヂが変化したものともいわれる。 ウマシアシカビヒコヂは出雲大社(島根県出雲市)、浮嶋神社(愛媛県東温市)で祭神としてまつられている。出雲大社では、大国主神の鎮座する前室に別天津神五柱としてまつられている。浮嶋神社では、伊弉諾尊、伊弉冉尊と共に浮嶋神として太古から崇敬されてきた。
出典文献
古事記
日本書紀
神格
ご神徳
ご神徳は不明です。
別称・異称
宇摩志阿斯訶備比古遅神うましあしかびひこじのかみ
古事記
可美葦牙彦舅尊うましあしかびひこじのみこと
日本書紀
宇摩志阿志訶備比古遅神うましあしかびひこじのかみ
その他
神様グループ
祀られている主な神社
丹内山神社
(岩手県花巻市東和町谷内2区303)
西保神社
(富山県高岡市戸出西部金屋396番地1)
間山豊富神社
(長野県中野市大字間山字宮上262)
高見神社
(福岡県八幡東区高見1丁目1−1)
十二社神社
(栃木県鹿沼市上田町1876)
