天之御蔭命
あめのみかげのみこと
- 神話・伝説
- 男神・男性

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天之御蔭命とは?
天之御蔭命は、古事記などに登場する男神。父は天津彦根命で、子に意富伊我都神がいる。天之御蔭命同様、どちらも鍛冶の神として信仰が厚い。別名は明立天御影命で、天目一箇神、天之御影命、天麻比止都禰命らと同一視されている。先代旧事本紀には、饒速日命の天降りに随伴した三十二人の防衛の一人と記されており、凡河内直等の祖とも額田部湯坐連等の祖とも言われている。古事記には、近江国(滋賀県)の三上山をご神体とする御上神社(滋賀県野洲市)に祀られる神と記されており、この地は古くから帰化人が多く外来文化である鍛冶が盛んであったことから信仰されるようになったと考えられる。また、中世以降は武神としての崇敬を集め、木曾義仲、源頼朝、足利尊氏、豊臣秀吉らそうそうたる武人が御上神社に寄進している。更に、鍛冶によって生み出される刀剣は邪を払う力があるとされるため、天之御蔭命にも悪霊払いの力があるとされた。これらの逸話から、天之御蔭命のご利益は鍛冶業守護、開運招福、必勝祈願、厄除けなどである。 天之御蔭命を祀る神社は、先に挙げた御上神社の他に日前、國懸神宮(和歌山県和歌山市)と額田神社(三重県桑名市)が挙げられる。
出典文献
古事記
神格
鍛冶の神
ご神徳
金属工業守護 鋳物業守護 家内安全 開運招福 災難除け
別称・異称
天之御影神あめのみかげのかみ
古事記
天御陰命あめのみかげのみこと
先代旧事本紀
明立天御影命あけたつあめのみかげのみこと
新撰姓氏録
天御影命あめのみかげのみこと
新撰姓氏録
阿居太都命あけたつのみこと
新撰姓氏録
天御蔭命あめのみかげのみこと
その他
