天之狭霧神
あめのさぎりのかみ
- 神話・伝説
- 男神・男性

祭神ランキング495位
天之狭霧神とは?
天之狭霧神は古事記などに登場する男神。大山津見神と鹿屋野比売神の子。伊邪那岐命と伊邪那美命の神生みにおいて生まれた山の神と野の神が、分担して生んだ山野に関わる八柱の第三。次に生まれた国之狭霧神と対をなす。古事記、先代旧事本紀には誕生の記述のみが見られる。八柱の神は「天」と「国」を神名に冠した対になっており、山と野や、天に接する山頂や切り立った崖と地上などの対応をを表していると考えられている。神名の「狭霧」は現代でも使用する接頭語のサのついた霧で、霧の神を表す。他に神聖を表す接頭語と捉え神聖な霧とする説や、坂のサとして山と野を区切る境界の神とする説もある。八柱の神名の表記に注目し、土(第一・第二神)から霧が立ち昇り(天之狭霧神・国之狭霧神)、霧に覆われて暗くなり(第五・第六)、暗くなったことで惑う(第七・第八神)のように一連の意味を持って名付けられたとの解釈も見られる。 天之狭霧神は簗瀬神社(埼玉県秩父郡)、狹霧神社(鹿児島県姶良市)などで祭神としてまつられている。簗瀬神社のある地域は、複雑な地形から濃霧が発生しやすく交通の難所とされていた。そこで天之狭霧神をまつり、「霧明神」や「霧の宮」と呼び崇敬したと伝わる。
出典文献
古事記
神格
ご神徳
ご神徳は不明です。
別称・異称
天之狭霧神あめのさぎりのかみ
古事記/先代旧事本紀
天狭霧神あめのさぎりのかみ
古事記
関連する神様
神様グループ
祀られている主な神社
簗瀬神社
(埼玉県長瀞町矢那瀬1380)
十二神社
(新潟県上越市吉川区六万部1600番地)
十二神社
(新潟県上越市板倉区福王寺384番地)
五座神社
(長野県松本市大字今井6000)
仰支斯里神社
(島根県奥出雲町八代344番地)
