天熊人
あめのくまひと
- 神話・伝説
- 不明

祭神ランキング337位
天熊人とは?
天熊人は日本書記などに登場する神。日本書記では、月夜見尊が天照大神に命じられ葦原中国の保食神のもとを訪れると、保食神は陸を向いて口から米飯を吐き出し、海を向いて口から魚を吐き出し、山を向いて口から獣を吐き出し、それらで月夜見尊をもてなした。しかし月夜見尊は「吐き出したものを食べさせるとは汚らわしい」と怒り、保食神を殺してしまった。いきさつを聞いた天照大神は怒り、もう月夜見尊とは会いたくないと言い、それで太陽と月は昼夜別々に出るようになったという。天照大神が死んだ保食神の所に天熊人を遣わすと、保食神の屍体の頭から牛馬、額から粟、眉から蚕、目から稗、腹から稲、陰部から麦・大豆・小豆が生まれた。天熊人がこれらを全て持ち帰ると、天照大神は喜び、民が生きてゆくために必要な食物だとしてこれらを田畑の種とした。古事記では同様の説話がスサノオとオオゲツヒメの話として伝えられている。 京都府京丹後市に天熊人を祭神として祀っている熊野若宮三社神社がある。
出典文献
日本書紀
先代旧事本紀
ご神徳
ご神徳は不明です。
別称・異称
天熊人あめのくまひと
日本書紀/先代旧事本紀
祀られている主な神社
愛宕神社
(京都府右京区嵯峨愛宕町1)
桑原神社
(茨城県常総市国生1186番地)
古町愛宕神社
(新潟県中央区古町通2番町495番地乙)
愛宕神社
(新潟県長岡市愛宕町1412番地)
熊野若宮三社神社
(京都府京丹後市久美浜町品田大谷宮)
