天津国玉神
あまつくにたまのかみ
- 神話・伝説
- 男神・男性

祭神ランキング582位
天津国玉神とは?
天津国玉神は記紀神話に登場する男神。天国玉とも呼ばれる。天若日子神、大倉姫の父親として知られている。大国主に国譲りを説得する為に高天原から派遣されたはずの天若日子神が、大国主の子供の下光比売命を嫁にもらい、国取りに目がくらんで大国主の説得をせずにいると、高天原から雉が派遣され天若日子神になぜ戻ってこないのか理由を問いただした。すると、その声を聴いた天佐具売が、この雉は不吉な鳥だから射殺すようにと天若日子神に勧め、天若日子神は遣わされた時に高御産巣日神から与えられた弓矢(天羽々矢と天之麻迦古弓)で雉を射抜いた。矢は高天原まで届き、その矢を手にした高御産巣日神は「天若日子神に邪心があるならばこの矢に当たるように」と誓約をして、下界に落とした。矢は寝ていた天若日子神の胸に刺さり、天若日子神は死んだ。天津国玉神はたいそう哀しみ、小屋を作り天若日子神の亡骸を安置していたが、天若日子神の葬式にやってきた下光比売命の兄である阿遅?高日子根神を見て、天若日子神が生き返ったと思い手足に追いすがって泣きつき、「穢らわしい死人と見間違えるな」と怒った阿遅?高日子根神に小屋もろとも蹴飛ばされたという。 京都市右京区京北下熊田町にある天雅神社は天津国玉神と天若日子神、大倉姫を祭神として祀っている。
出典文献
古事記
日本書紀
ご神徳
ご神徳は不明です。
別称・異称
天津国玉神あまつくにたまのかみ
古事記
天国玉あまつくにたま
日本書紀
祀られている主な神社
玉諸神社
(山梨県甲府市国玉町一三三一)
天稚神社
(京都府右京区京北下熊田菅ケ谷17)
福成神社
(鳥取県日南町神戸上2317番)
八幡神社
(鹿児島県伊佐市大口山野2671)
