西本宮 鳥居・ニワトリ(東天紅) | 天岩戸神社 - 神社ファン

有名度

関脇

天岩戸神社

あまのいわとじんじゃ

宮崎県高千穂町大字岩戸1073−1

西本宮 鳥居・ニワトリ(東天紅)

更新日:2026年4月13日

西本宮と東本宮

天岩戸神社は、西本宮と東本宮の二社から構成されています。西本宮は天照大神が隠れたと伝わる天岩戸を遥拝する場所であり、東本宮は岩戸から出た後の天照大神を祀る社として位置づけられています。このように、同じ天岩戸神社でありながら、二つの社は神話の異なる場面を担っており、その性格には明確な違いがあります。
天岩戸神社 西本宮と東本宮

鳥居と七五三縄

西本宮第一鳥居は参道正面に建つ主要な入口で、現在の鳥居は2016年に建て替えられています。古社でありながらも、参拝環境の維持と整備が継続的に行われていることがわかります。鳥居の形式は、装飾を抑えたシンプルな木造の神明鳥居様式が採用されており、直線的で端正な構造が特徴です。豊かな自然に囲まれた境内の景観とよく調和しており、落ち着いた佇まいの中に神域の厳粛さを感じさせます。
天岩戸神社 西本宮の第一鳥居
西本宮第一鳥居には、藁の束が右から7本・5本・3本と垂れ下がる「七五三縄」の形式が見られます。この独特の構造は、鳥居の中でも目を引く特徴の一つとなっています。七は天神七代、五は地神五代、三は御祖の神(日向三代)を表すとされ、しめ縄に込められた意味として現地で伝えられています。
このように、西本宮の鳥居は単なる入口ではなく、神話の舞台へと導く境界であると同時に、高千穂の伝統的な信仰様式や景観と結びついた重要な存在となっています。

境内にみえるニワトリ

境内では東天紅である鶏が放し飼いされており、参拝者の目に触れる特徴的な存在となっています。自然に囲まれた西本宮の環境の中で、自由に歩き回る姿が見られることもあり、境内の風景の一部として印象に残ります。
天岩戸神社 西本宮のニワトリ
この東天紅は長く鳴く性質を持つ「長鳴鶏」の一種であり、天岩戸神話において神々が天照大神を岩戸から導き出す際に鳴かせた鶏と関連づけて語られる存在です。神話では、鶏の鳴き声が太陽を呼び戻す役割を担ったとされており、境内に放たれた鶏の存在は、その神話的場面を現在の空間に重ねて感じさせる要素となっています。

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