末社 山王社・庚申社 | 阿蘇神社 - 神社ファン

有名度

関脇

阿蘇神社

あそじんじゃ

熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083−1

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末社 山王社・庚申社

更新日:2026年7月30日

子どもの守り神や福徳増進のご利益で親しまれる末社

山王社(さんのうしゃ)と庚申社(こうしんしゃ)は、拝殿に向かって左手、社務所と拝殿の間に並んで鎮座する阿蘇神社の末社です。1650年(慶安3年)の創建と伝えられ、長年にわたり地域の人々の暮らしを見守ってきました。大きな社殿が立ち並ぶ境内の中では比較的小さな社ですが、古くから多くの参拝者が手を合わせる信仰の場となっています。
山王社・庚申社の案内版
山王社には大国主命《おおくにぬしのみこと》、庚申社には猿田彦命《さるたひこのみこと》が祀られています。大国主命は国づくりや縁結び、福徳の神として全国的に信仰される神であり、猿田彦命は道開きや導きの神として知られています。異なる御神徳を持つ二柱の神が並んで祀られていることから、人生の節目や家族の幸せを願う参拝者も多く訪れます。
二社は息災延命や福徳増進の御利益で知られていますが、特に子どもの夜泣きやかん虫封じに御利益があると伝えられ、「子どもの守り神」として親しまれてきました。昔は子どもの健やかな成長を願う家族が数多く参拝し、現在でも子どもの無病息災や健やかな成長を祈願する人々の信仰を集めています。
山王社・庚申社 社殿
庚申社では、病気平癒の願掛けやお礼参りとして猿の人形を奉納する風習が残されています。猿田彦命にちなみ、猿は神の使いとして大切にされ、病気が治った後には感謝の気持ちを込めて御神前へ猿の人形を供えるのが習わしです。社殿の前には奉納された猿の人形が並び、長年受け継がれてきた地域の信仰を今に伝えています。
また、山王社・庚申社は阿蘇神社の壮大な楼門や神殿群の近くにありながら、どこか落ち着いた雰囲気が漂う場所でもあります。華やかな社殿とは異なり、地域の人々が子どもの成長や家族の健康を願い、日々の暮らしに寄り添う祈りを捧げてきた歴史を感じられます。阿蘇神社を参拝する際には、二社に祀られた神々の御神徳や、猿の人形を奉納する独特の風習にもぜひ注目してみてください。

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