拝殿・本殿・興玉神石・御祭神・ご利益 | 二見興玉神社 - 神社ファン

有名度

関脇

二見興玉神社

ふたみおきたまじんじゃ

三重県伊勢市二見町江575

拝殿・本殿・興玉神石・御祭神・ご利益

更新日:2026年6月25日

拝殿・本殿

日の出橋を渡ると、二見興玉神社の拝殿と本殿があります。多くの参拝者は夫婦岩を目当てに訪れますが、二見興玉神社の信仰の中心となるのがこの社殿です。御社殿の左手には海が広がり、夫婦岩を間近に見ることができます。
二見興玉神社 拝殿
二見興玉神社の境内に掲げられている扁額(神額)は、麻生太郎 氏の揮毫によるものです。この神額は、2024年(令和6年)11月23日に執り行われた新嘗祭にあわせて奉納・設置されました。現在は社殿正面に掲げられており、参拝の際に見ることができます。
二見興玉神社 拝殿の扁額
本殿は伊勢神宮にも用いられている神明造で建てられており、伊勢との深い結び付きを感じさせます。一方、参拝者が祈りを捧げる拝殿は切妻造となっており、本殿とは異なる建築様式が採用されています。海に近い立地のため、現在の拝殿は鉄筋コンクリート造となっています。
また、現在の本殿には猿田彦大神と宇迦御魂大神の二柱がお祀りされています。宇迦御魂大神は、もともと天の岩屋付近に鎮座していた三宮神社の御祭神で、文禄年間(1592~1596年)に境内へ遷され、明治43年(1910年)に興玉社へ合祀されました。
二見興玉神社 本殿
二見浦は古くから伊勢神宮参拝前に身を清める「浜参宮」の地として知られており、二見興玉神社は伊勢参宮の入口として重要な役割を果たしてきました。拝殿・本殿は、そうした二見浦の信仰を現在へ伝える中心的な存在となっています。
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興玉神石

興玉神石は、二見興玉神社の沖合約700メートルの海中に鎮座する神石です。二見興玉神社の信仰は、この興玉神石への崇敬に始まると伝えられています。
その昔、天照大御神をお祀りする場所を求めて各地を巡っていた倭姫命が二見浦に御舟を停められた際、興玉大神が神石に現れてお迎えしたと伝えられています。この故事から、興玉神石は猿田彦大神ゆかりの神聖な岩として崇敬されるようになりました。
また、興玉神石は東方の彼方にある理想郷「常世の国」から訪れる神々が最初に寄る岩とも伝えられています。夫婦岩は興玉神石を遥拝するための鳥居であり、夫婦岩に張られた大注連縄は神域と現世を分ける結界の大縄とされています。
かつての興玉神石は、興玉石・鏡岩・御膳岩・厳島などの名で呼ばれた楕円形の平岩で、海上にその姿を現していました。しかし現在は海中に沈んでおり、普段は見ることができません。大潮の時期には海面近くにその姿がうっすらと見えることもあります。
二見興玉神社を理解するうえで、夫婦岩と並んで欠かすことのできない信仰の中心が興玉神石です。
二見興玉神社 興玉神石

御祭神・ご利益

御二見興玉神社の主祭神は猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)です。猿田彦大神は天孫降臨の際に瓊瓊杵尊を道案内した神として知られ、「みちひらきの神」「導きの神」として広く信仰されています。
人生の節目や新たな挑戦の際に進むべき道を示してくださる神として崇敬されており、開運招福、交通安全、旅行安全、事業繁栄、良縁成就などのご利益があるとされています。
相殿神としてお祀りされている宇迦御魂大神(うかのみたまのおおかみ)は、五穀豊穣や商売繁盛の神として知られる神です。農業の守護神としてだけでなく、商売繁盛や家内安全を願う人々からも厚く信仰されています。
二見興玉神社は伊勢神宮参拝前に身を清める浜参宮の地として発展してきたことから、古くより多くの参拝者が旅の安全や人生の導きを願って参拝してきました。現在も伊勢神宮参拝とあわせて訪れる人が多く、人生の道開きや良い方向への導きを願う神社として全国から崇敬を集めています。
二見興玉神社 拝殿内部

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