有名度
関脇二見興玉神社
ふたみおきたまじんじゃ
三重県伊勢市二見町江575
拝殿・本殿・興玉神石・御祭神・ご利益
更新日:2026年6月25日
拝殿・本殿
日の出橋を渡ると、二見興玉神社の拝殿と本殿があります。多くの参拝者は夫婦岩を目当てに訪れますが、二見興玉神社の信仰の中心となるのがこの社殿です。御社殿の左手には海が広がり、夫婦岩を間近に見ることができます。

また、現在の本殿には猿田彦大神と宇迦御魂大神の二柱がお祀りされています。宇迦御魂大神は、もともと天の岩屋付近に鎮座していた三宮神社の御祭神で、文禄年間(1592~1596年)に境内へ遷され、明治43年(1910年)に興玉社へ合祀されました。

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興玉神石
興玉神石は、二見興玉神社の沖合約700メートルの海中に鎮座する神石です。二見興玉神社の信仰は、この興玉神石への崇敬に始まると伝えられています。その昔、天照大御神をお祀りする場所を求めて各地を巡っていた倭姫命が二見浦に御舟を停められた際、興玉大神が神石に現れてお迎えしたと伝えられています。この故事から、興玉神石は猿田彦大神ゆかりの神聖な岩として崇敬されるようになりました。
また、興玉神石は東方の彼方にある理想郷「常世の国」から訪れる神々が最初に寄る岩とも伝えられています。夫婦岩は興玉神石を遥拝するための鳥居であり、夫婦岩に張られた大注連縄は神域と現世を分ける結界の大縄とされています。
かつての興玉神石は、興玉石・鏡岩・御膳岩・厳島などの名で呼ばれた楕円形の平岩で、海上にその姿を現していました。しかし現在は海中に沈んでおり、普段は見ることができません。大潮の時期には海面近くにその姿がうっすらと見えることもあります。
二見興玉神社を理解するうえで、夫婦岩と並んで欠かすことのできない信仰の中心が興玉神石です。

御祭神・ご利益
御二見興玉神社の主祭神は猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)です。猿田彦大神は天孫降臨の際に瓊瓊杵尊を道案内した神として知られ、「みちひらきの神」「導きの神」として広く信仰されています。人生の節目や新たな挑戦の際に進むべき道を示してくださる神として崇敬されており、開運招福、交通安全、旅行安全、事業繁栄、良縁成就などのご利益があるとされています。
相殿神としてお祀りされている宇迦御魂大神(うかのみたまのおおかみ)は、五穀豊穣や商売繁盛の神として知られる神です。農業の守護神としてだけでなく、商売繁盛や家内安全を願う人々からも厚く信仰されています。
二見興玉神社は伊勢神宮参拝前に身を清める浜参宮の地として発展してきたことから、古くより多くの参拝者が旅の安全や人生の導きを願って参拝してきました。現在も伊勢神宮参拝とあわせて訪れる人が多く、人生の道開きや良い方向への導きを願う神社として全国から崇敬を集めています。

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