二見かえる | 二見興玉神社 - 神社ファン

有名度

関脇

二見興玉神社

ふたみおきたまじんじゃ

三重県伊勢市二見町江575

二見かえる

更新日:2026年6月25日

二見かえる

二見興玉神社の境内には大小さまざまな蛙の像が奉納されています。これらは「二見かえる」と呼ばれ、夫婦岩と並ぶ二見興玉神社の象徴の一つとなっています。
境内に蛙が多い理由は、御祭神である猿田彦大神の神使とされているためです。また、古くから伊勢神宮へ参拝する人々が、旅から無事に「かえる」ことができるよう願いを込めて蛙を奉納したことも由来の一つと伝えられています。
二見興玉神社 奉納された親子蛙像
二見浦は伊勢神宮参拝前に海水で身を清める「浜参宮」の地として知られ、多くの参拝者が全国から訪れました。そのため旅の安全や帰路の無事を祈願する信仰が根付き、「無事かえる」の願いを託した蛙が数多く奉納されるようになったといわれています。
また、古くから興玉神石を海の守護神として崇敬する龍神信仰とも結び付いており、雨と深い関わりを持つ蛙は神聖な生き物として大切にされてきました。こうした信仰が重なり合い、現在の二見興玉神社には数え切れないほどの蛙の像が並んでいます。
さらに、霊場である二見浦で蛙を戴くと、小児の痒や腫物、病痛が快癒すると信じられていたことから、古くより多くの人々の崇敬を集めてきました。
二見興玉神社 奉納された蛙像
現在も蛙は縁起の良い生き物として親しまれており、「無事かえる」「貸したものがかえる」「お金がかえる」「若がえる」などのご利益があるとされています。境内を巡ると、小さなものから人の背丈ほどあるものまでさまざまな蛙を見ることができ、それぞれ奉納された時代や願いの違いを感じることができます。
夫婦岩が二見興玉神社の象徴として広く知られている一方で、二見かえるは古くから受け継がれてきた信仰を今に伝える存在です。境内に並ぶ無数の蛙は、多くの参拝者が願いを託し、神恩への感謝を込めて奉納してきた歴史を物語っています。
二見興玉神社 奉納された蛙像達

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