有名度
小結南宮大社
なんぐうたいしゃ
岐阜県不破郡垂井町宮代字峯1734番地の1
節分祭・御田植祭・例大祭・金山大祭
更新日:2026年6月8日
節分祭
節分の日、南宮神宮では「大的神事」が斎行されます。939(天慶2)年の平将門の乱の際、将門の首が火を吹きながら京の方角へ飛んでいたところを、隼人社の御祭神である隼人神(火須勢理命)が射落とした、という伝説に基づく神事です。神職が、裏に「鬼」と記された直径1.6mの大的に12本の矢を射かけ、魔除けと五穀豊穣を祈願します。放たれた矢には福があるとされており、神事終了後には、参拝者が競うように矢を取りに行く姿が見られます。
「大的神事」の前には、高舞殿で豆まき式が行われます。
御田植祭
例大祭の前日に行われる、古式豊かな祭事です。室町時代には行われていたと伝えられており、関ヶ原の戦いで一時中断したものの、江戸時代に復活しました。歴史ある祭は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。当日は午後から神事を斎行。脚絆や襷をつけた前掛け姿の早乙女、囃子方や所役などの男児が奉仕し、御田植祭が始まります。
宮代の地では、早乙女らは髪につけた金銀の折り紙の蝶を大切にしまっておき、嫁入りの際に箪笥に納めて嫁ぐという風習があります。
例大祭
例大祭では、南宮大社がかつて府中の御旅神社に鎮座していた、という伝承にちなむ「神幸式」と、五穀豊穣を祈願する「蛇山神事」が斎行されます。「神幸式」では、神様が乗られた神輿が三基の神輿とともに府中の御旅神社へ渡御。神事が斎行された後、冠に山吹の花、背に蝶の羽をつけた巫女が山吹の小枝を持って舞う、「胡蝶の舞」が奉納されます。
南宮神宮への岐路、神輿が宮代・市場野に設けられた祭礼場の神輿上がりに安置されると、楽車(だんじり)では男児による還幸舞が舞われます。「羯鼓舞」「脱下舞」「竜子舞」の三種類がある還幸舞は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
「神幸式」と並行して斎行される「蛇山神事」も、国指定重要無形民俗文化財です。南宮山の蛇池から降神した蛇頭を宮代・市場野の祭礼場に運び、13mの高さがある櫓「蛇山」に取り付けます。
蛇頭は神輿が還幸するまで、囃子に合わせて口を開閉しながら舞い続けます。蛇頭と囃子の音、楽車の竜子舞が乱舞する様子は見どころのひとつです。
囃子の音色が一段とせわしくなると、蛇山の上の蛇頭と、楽車の竜子舞が激しく乱舞して祭りはフィナーレを迎えます。
金山大祭
「鞴(ふいご)祭り」の名でも呼ばれる、刃物の鍛錬式を行う祭事です。祭事の舞台となるのは高舞殿。鞴で火を起こした炉から野鍛冶(奉行)が焼けた鋼を出し、鉄床の上で鍛錬します。三人の奉行三人は槌音を響かせながら約30分鋼を打ち、小刀を造り上げます。
完成した小刀を神職が神前に奉納する間、高舞殿では雅楽や「陵王舞」が奉納されます。
金山大祭は南宮神宮ならではの大変珍しい祭事です。そのため当日は、全国の金属業関係者をはじめ、多くの参拝者で賑わいます。
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