御製碑・方位盤・盤持石 | 白山比咩神社 - 神社ファン

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白山比咩神社

しらやまひめじんじゃ

石川県白山市三宮町ニ105-1

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御製碑・方位盤・盤持石

更新日:2026年6月15日

御製碑

御製碑は、白山比咩神社境内に建立された石碑で、2021年(令和3年)に建立されました。手取川上流で採石された砂岩で造られており、碑面には1980年(昭和55年)に当時の皇太子殿下であった現在の上皇陛下が白山を登拝された際に詠まれた御製が刻まれています。
「ももとせの 昔帝の 見ましけむ 白山にして 我のぼりゆく」
この御歌には、古来より信仰を集めてきた霊峰白山への深い敬意と、自らその山に登拝した感慨が込められています。また、御歌に詠まれた「昔帝」は、白山に登拝したことで知られる平安時代の花山法皇を指すとされ、約千年の時を超えて同じ白山に登った思いが表現されています。
御製碑は、白山信仰の長い歴史と皇室とのゆかりを伝える見どころの一つとなっています。
白山比咩神社 御製碑

方位盤

方位盤は、御製碑の隣に設置されている青銅製の方位盤です。直径約1m、重さ約1tを誇り、中部電力の前身である矢作水力によって奉納されました。
もともとは白山御前峰山頂に設置されていたもので、1937年(昭和12年)から2007年(平成19年)まで約70年間にわたり登山者の目印として親しまれてきました。盤面には白山山頂から見渡せる山々や方角が示されており、多くの登拝者が山頂で目にした白山の象徴的な存在でもありました。
しかし、落雷によって破損したため山頂から撤去され、その後しばらく倉庫で保管されたのち、現在の白山比咩神社境内へ移設されました。
方位盤は単なる登山案内設備ではなく、白山奥宮を目指した多くの登拝者の歴史を今に伝える貴重な遺構です。
白山比咩神社 方位盤
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盤持石

盤持石(ばんもちいし)は、荒御前神社の近くに置かれている力石です。白山比咩神社では古くから祭礼の神賑わいとして「盤持大会」が行われ、力自慢の若者たちが石を持ち上げて力を競ったと伝えられています。
現在残されている盤持石は、「あか石」「お守り石」「あお石」の3つです。重さは、あか石が34貫(約127.5kg)、お守り石が40貫(約151kg)、あお石が46貫(約172.5kg)とされ、いずれも容易には持ち上げられない重量を誇ります。
盤持石は単なる力比べの道具ではありませんでした。石川県では「バンブチ」とも呼ばれ、若者が盤持石を持ち上げることで一人前として認められる風習があったと伝えられています。力を示すことは、米俵を担ぐことと同様に成人の証でもありました。
祭礼の日には若者たちが神前に集まり、盤持石を使って力を競い合いました。盤持大会は神様へ奉納する神賑わいの一つであり、地域の人々が交流し結束を深める役割も果たしていたと考えられています。
現在では実際に使用されることはほとんどありませんが、盤持石は今も荒御前神社のそばに保存されています。白山信仰だけでなく、地域に受け継がれてきた民俗文化や当時の人々の暮らしを伝える貴重な遺物として、白山比咩神社の見どころの一つとなっています。
白山比咩神社 盤持石

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