末社 紅梅殿・花園社 | 亀戸天神社 - 神社ファン

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亀戸天神社

かめいどてんじんじゃ

東京都江東区亀戸3-6-1

末社 紅梅殿・花園社

更新日:2025年11月24日

紅梅殿

東京都江東区の亀戸天神社には、天神信仰と梅のご縁を象徴するお社「紅梅殿(こうばいでん)」があります。紅梅殿は、大宰府天満宮の御神木「飛梅(とびうめ)」の実生を勧請してお祀りしたもので、菅原道真公を慕う梅の伝説を今に伝えています。
紅梅殿
「飛梅」とは、道真公が太宰府に左遷される際、京都の邸宅で愛でていた梅の木が、主を慕って一夜のうちに太宰府まで飛んできたと伝わる白梅の木です。道真公は出立にあたり、
「東風(こち)吹かば 匂いおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春を忘るな」
と詠まれ、この歌とともに梅は天神信仰の象徴となりました。
亀戸天神社の紅梅殿は、1662年(寛文2年)に創建されたのを起源とし、1988年(昭和63年)に現在の地へ遷座・再建されました。毎年2月25日には梅の香りが漂う中、太宰府天満宮から奉納された紅白の梅が祀られ、境内では「紅梅殿祭」が斎行されます。祭典の後、奉納された梅は学校や公共施設へ贈られ、学問の神・菅原道真公の御心と梅のご縁を広く伝えています。
紅梅殿 彫刻

花園社

境内には、末社「花園社(はなぞのしゃ)」があります。御祭神は菅原道真公の御夫人・宣来子(のぶきこ)の方で、相殿には十四柱の御子神が祀られています。宣来子の方は、道真公の師の一人とされる学者・島田忠巨(ただなお)の娘で、学問に秀で、良妻賢母としても知られています。道真公が大宰府に左遷された際、宣来子の方は都に残り、御子たちは全国各地に配流されたと伝えられています。
花園社は、1662年(寛文2年)に亀戸天神社の創建とともに、大宰府天満宮の「花園」の地から勧請されたのが起こりです。以来、安産・子宝・育児・立身出世の御利益を授かる社として篤く信仰されてきました。
社殿は第二次世界大戦の戦災で焼失しましたが、1972年(昭和47年)に元の社地で再建され、現在の姿に整えられました。毎年5月第2日曜日には「花園社例祭」が斎行され、国の繁栄と氏子の安寧が祈願されています。
亀戸天神社の花園社は、学問の神である本社とともに、家庭や子孫繁栄を象徴するお社として、今も多くの参拝者に親しまれています。
花園社 社殿

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