狛犬・大黒天像・新東京百景の碑 | 品川神社 - 神社ファン

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品川神社

しながわじんじゃ

東京都品川区北品川3-7-15

狛犬・大黒天像・新東京百景の碑

更新日:2025年11月19日

狛犬

品川神社の鳥居前には、一対の狛犬が据えられており、参拝者を最初に迎える象徴的な存在となっています。この狛犬は石造で、高さはおよそ1メートルほどあり、品川区内でも比較的大きな部類に入ります。台座には奉納者名が刻まれており、昭和初期に地元の消防組織が奉納したと伝えられています。地域の人々が神社を守り支えてきた歴史を今に伝える貴重な遺構です。
狛犬
この狛犬は「岡崎型」と呼ばれる様式で、左右の狛犬が「阿形(あぎょう)」と「吽形(うんぎょう)」の形をとっています。右側の阿形は口を開き、左側の吽形は口を閉じる伝統的な構えで、筋肉の隆起や毛並みまで丁寧に彫り込まれています。いずれも力強く生命感にあふれた姿で、台座にしっかりと立つ姿からは、境内を守護する強い意志が感じられます。
この狛犬は、大正14年(1925年)に再建された「双龍鳥居」と同時期に整備されたと考えられています。鳥居と狛犬は一体的に配置されており、参道を進む参拝者にとって、神域への入口を厳かに示す存在です。鳥居の両柱に彫られた昇り龍・降り龍の造形と、狛犬の勇壮な姿が呼応し、境内全体に重厚な雰囲気を生み出しています。

大黒天像

北品川~大森間に鎮座する「東海七福神」の一社である品川神社では、大黒天をお祀りしています。右手に小槌を持ち、左肩に袋を背負った大黒天の像は、双龍鳥居の左手に鎮座しています。
大黒天はもともとインド・ヒンドゥー教由来の神で、仏教・神道の流れの中に取り込まれ、「福徳・財運・五穀豊穣」の神として信仰されています。
大黒天像

新東京百景の碑

品川神社は、1982年(昭和57年)に東京都が「都民の日」制定30周年を記念して選定した100の風景「新東京百景」のひとつに選ばれています。新東京百景は、都民から公募された中から、東京を代表する景観や文化的価値の高い場所を選出したもので、品川神社はその歴史と景観の美しさが高く評価されました。
参道入口の鳥居手前には、その選定を記念して建立された「新東京百景の碑」があります。碑は昭和63年(1988年)10月1日に建てられたもので、石碑には「新東京百景」と刻まれています。位置は双龍鳥居の右手側にあり、境内へと進む参拝者を静かに見守るように立っています。この碑は、品川神社とその参道・鳥居を含む風景が、東京都民にとって歴史的・文化的に貴重な景勝地であることを示す記念碑です。
新東京百景石碑
さらに品川神社は、地域の魅力を象徴する「わがまち しながわ百景」にも選ばれており、都内および区内の両方から景観価値を認められた数少ない神社のひとつです。長い歴史と美しい社殿、そして東京湾を望む高台の立地が調和した品川神社は、信仰と風景が一体となった「東京の原風景」として、今も多くの人々に親しまれています。

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