疱瘡神
ほうそうがみ
- 神話・伝説
- 不明

佐賀県立図書館(パブリック・ドメイン)
祭神ランキング405位
疱瘡神とは?
疱瘡神は民間信仰の神である。疫病神の一種。人を死に至らしめる疫病である疱瘡をもたらす悪神とされている。疱瘡は奈良時代に朝鮮半島の新羅より伝播された伝染病と言われている。当時は九州の大宰府などが朝鮮半島からの渡来人との接触が多かったために疱瘡の流行減となることが多く、大宰府に左遷された菅原道真が京に祟りをなす伝承などとも重なり、疱瘡は悪霊の祟りであると考えられるようになった。疱瘡は村の外から入ってくると信じられ村の入り口などの辻には疱瘡神の小祠がまつられ、少なからず現存している。また、疱瘡は重篤な病気であるが、一度罹患し快癒した後は二度と再発しない事から、疱瘡から生還することはいつしか疱瘡神のご利益とも考えられるようになる。明治時代になり疱瘡の予防として種痘が行われるようになった後も疱瘡神を崇め遠ざけるための疱瘡神送り風習は残され現在でも社寺などで催されている。 疱瘡神は全国の神社や仏閣で疱瘡神社あるいは疱瘡社として祀られている。東京都北区にある赤羽神社の摂社である疱瘡神社は有名。疱瘡神社には赤い御幣を奉納し悪神の退散を祈願しているが、同時に重篤な病の快癒や健康祈願などのご利益もあるとされている。
出典文献
民間信仰
神格
病気平癒の神
ご神徳
病気平癒 疱瘡除け
別称・異称
疱瘡神ほうそうしん
その他
