野雷
のつち
- 神話・伝説
- 雷

玉蘭斎貞秀(神佛図會)
祭神ランキング776位
野雷とは?
野雷は日本書紀に登場する雷の神。「八色雷公」の1柱で古事記には見えない。火の神・軻遇突智を生んだことで死亡し、黄泉国へ去った伊弉冉尊の腐乱した体には8柱の雷神が成った。野雷は足にいたとされる。変わり果てた姿を見て逃げ出した伊奘諾尊に対し、伊弉冉尊は八雷神に後を追わせたが桃の実によって撃退されている。神名のチは神霊を表すことから野の神の意とされ、同様に日本書紀に見られる山雷と共に、山野に落ちる雷を表すとする説がある。雷を司り雨を降らせる雷の神として、農業守護、祈雨のご利益がある。 野雷は八雷神社(福岡県行橋市)、伊邪那美神社(熊野大社摂社・島根県松江市)などで祭神としてまつられている。行橋市周辺には八雷神社が数社あり8柱の雷神をまつっているが、由緒不明とする神社も多く見られる。伊邪那美神社では共に生まれた8柱の雷神がまつられている他、黄泉国の段に見られる神々もまつられている。
出典文献
日本書紀
神格
雷の神
ご神徳
農業守護 祈雨
別称・異称
野雷のつち
日本書紀
